劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージックの紹介:2013年日本映画。『スーパー戦隊シリーズ』第37作『獣電戦隊キョウリュウジャー』の単独劇場版です。タイトル通り戦隊シリーズ初となるミュージカル仕立てで贈る今回は、超人気アイドルを宿敵デーボス軍から守ろうとするキョウリュウジャーと悪の戦士・デスリュウジャーとの闘いを描いています。
監督:坂本浩一 出演者:竜星涼(桐生ダイゴ(キング)/キョウリュウレッド)、斉藤秀翼(イアン・ヨークランド/キョウリュウブラック)、金城大和(有働ノブハル / ノッさん/キョウリュウブルー )、塩野瑛久(立風館ソウジ/キョウリュウグリーン)、今野鮎莉(アミィ結月/キョウリュウピンク)、丸山敦史(空蝉丸(ウッチー)/キョウリュウゴールド)、中村静香(天野美琴/Meeko)、宮野真守(獰猛の戦騎D /デスリュウジャー)ほか
映画「獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョオブミュージック」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョオブミュージック」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージックの予告編 動画
映画「獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョオブミュージック」解説
この解説記事には映画「獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョオブミュージック」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージックのネタバレあらすじ:起
超人気アイドル歌手の“Meeko”こと天野美琴(中村静香)のライブ会場を、悪の軍団・デーボス軍のレムネア(桃瀬美咲)とアーシー(佃井皆美)率いる部隊が襲撃しました。観客の目の前であわや美琴が連れ去られようとしていたその時、デーボス軍と日夜戦う『獣電戦隊キョウリュウジャー』の5人、キョウリュウレッド:“キング”こと桐生ダイゴ(竜星涼)、キョウリュウブラック:イアン・ヨークランド(斉藤秀翼)、キョウリュウブルー:“ノッさん”こと有働ノブハル(金城大和)、キョウリュウグリーン:立風館ソウジ(塩野瑛久)、キョウリュウピンク:アミィ結月(今野鮎莉)が駆け付けました。キョウリュウレッドが美琴を救い出し、安全な場所まで逃げ込んだところ、変身を解除したキングは思わず驚きました。何と、キングと美琴は以前フランスで出逢っており、美琴はお守りとしてキングからペンダントをもらっていたのですが、逃げている時に落としてしまっていました。
劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージックのネタバレあらすじ:承
キングと美琴の前に、突如謎の邪悪な戦士・デスリュウジャー(声:宮野真守)が現れました。キングはキョウリュウレッドに変身して立ち向かうも圧倒的な戦闘能力に追い詰められてしまい、キョウリュウジャーの他の4人も駆け付けて5人がかりで立ち向かっても歯が立たず、デスリュウジャーは美琴を捕えて連れ去っていきました。目的を果たしたデスリュウジャーはデーボス軍の本拠地・氷結城に赴き、デーボス軍とは袂を分かつと宣言しました。
同じ頃、キングたちは賢神トリン(声:森川智之)からデスリュウジャーについての話を聞かされていました。デスリュウジャーの正体は約1億年前にデーボス軍の幹部・百面神官カオス(声:菅生隆之)により生み出された獰猛の戦騎D(ディー)であり、伝説の獣電竜“トバスピノ”の力を手に入れようと目論んだのですが、美琴の先祖である超古代の巫女が歌った「祈り歌」によってその野望は絶たれ、Dもまた1億年にわたって長き眠りについていたのです。しかし、カオスによってデスリュウジャーへの変身能力を与えられて復活を果たしたDは美琴に目をつけ、その歌の力で再びトバスピノを牛耳ろうとしていたのです。
劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージックのネタバレあらすじ:転
デスリュウジャーは強制的にトバスピノを服従させ、街を襲撃し始めました。キョウリュウジャーは仲間の獣電竜ガブティラたちとともに出撃しましたがトバスピノの圧倒的なパワーの前に圧倒されました。デスリュウジャーは更に、トバスピノにアンキドンとブンパッキーを強制的にカミツキ合体させ、巨大ロボ・スピノダイオーを完成させてしまい、上空に超巨大な光の球を生み出し、一気に地球ごとキョウリュウジャーを殲滅させようとしました。
キョウリュウジャーの面々は、美琴が歌っていた「Dino Soul」を口ずさみながら、この歌を絶対取り戻そうと固く誓いました。キングはアミィから戦いの際に拾った美琴のペンダントを託され、アミィはこのペンダントを美琴に返せるのはキングだけだと諭しました。キングは、美琴がかつてフランスで歌手になりたいという夢を語っていたことを思い出し、自分も夢を叶えた美琴のように伝説の勇者“強き竜の者”になるという夢を叶える事を改めて誓いました。
劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージックの結末
キョウリュウジャーの危機にキョウリュウゴールド:“ウッチー”こと空蝉丸(丸山敦史)が駆け付け、6人揃ったキョウリュウジャーはスピノダイオーから降りて来たデスリュウジャー一味と対峙しました。キョウリュウレッドは単身デスリュウジャーに挑み、他の5人は連携プレイを繰り出してレムネアとアーシーを倒しました。
デスリュウジャーは再びスピノダイオーに乗り込み、キョウリュウジャーは巨大ロボ・ライデンキョウリュウジンを出動させて対峙しました。キョウリュウレッドは美琴を助け出そうとスピノダイオーのコクピットに突入、遂にDとしての正体を現したデスリュウジャーと対決しましたが、パワーの源である獣電池がエネルギー切れを起こし、キョウリュウレッドは変身を解除してしまいます。生身でDに立ち向かうキングの姿を見た美琴は、キングが落としたペンダントを拾うと「Dino Soul」を歌い始めました。その歌に力と勇気をもらったキングは強化形態の“キョウリュウレッド ガブルアームド・オン”に変身、必殺技“ガブガブ・ガブティラ岩烈ラッシュ”を繰り出してDを倒しました。
キョウリュウジャーの6人が「Dino Soul」を歌い始めると、スピノダイオーは洗脳が解けて正義の心を取り戻しました。スピノダイオーは上空に浮かぶ巨大な光球を消滅させ、地球の危機を救いました。
戦い終えたトバスピノはいずこへと去り、キングは美琴に新たなお守りとして“トバスピノの獣電池”を託しました。美琴は去り行くキングに「大好き!」と叫び、観客の待つステージへと戻っていきました。
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