獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よの紹介:2013年日本映画。『スーパー戦隊シリーズ』第37作『獣電戦隊キョウリュウジャー』と第36作『特命戦隊ゴーバスターズ』がコラボレーションした作品です。本作は更に第16作『恐竜戦隊ジュウレンジャー』と第27作『爆竜戦隊アバレンジャー』といった歴代恐竜系戦隊、そしてテレビ放映開始に先駆けて第38作『烈車戦隊トッキュウジャー』が登場するという計5戦隊が参戦した豪華作となりました。
映画「獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よの予告編 動画
映画「獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ」解説
この解説記事には映画「獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よのネタバレあらすじ:起
宇宙の彼方から凶悪な戦神“宇宙大恐竜ボルドス”が地球上空に飛来してきました。恐竜への復讐を目論むボルドスは地球に2人の怪人、ネオグリフォーザー(声:安元洋貴)とネオガイルトン(声:寺島拓篤)を送り込み、地球の地中深くに潜伏する「獣電戦隊キョウリュウジャー」の基地「スピリットベース」では賢神トリン(声:森川智之/演:岡元次郎)がただならぬ気配を感じ取っていました。
その頃、「特命戦隊ゴーバスターズ」のレッドバスター(声:鈴木勝大)はバイクに変形した相棒チダ・ニック(声:藤原啓治)と共に1台の黒いトラックを追跡していました。キョウリュウジャーの宿敵「デーボス軍」の戦闘員“ゾーリ魔”が運転するそのトラックには顔に布を被せられたある人物が拘束されていました。そこにブルーバスター(声:馬場良馬)とイエローバスター(声:小宮有紗)も駆け付けましたが、ゴーバスターズ3人はゾーリ魔たちと交戦している間にトラックに逃げられてしまい、更にはその場に現れたネオガイルトンに阻まれてしまいます。変身を解除したレッドバスター・桜田ヒロム(鈴木勝大)、ブルーバスター・岩崎リュウジ(馬場良馬)、イエローバスター・宇佐見ヨーコ(小宮有紗)は次の作戦に移ることにしました。
同じ頃、キョウリュウジャーのリーダー・キョウリュウレッドこと桐生ダイゴ、通称“キング”(竜星涼)の父・桐生ダンテツ(山下真司)は、「恐竜戦隊ジュウレンジャー」のリーダーであるティラノレンジャーことゲキ(望月祐多)に会っていました。二人ともただならぬ異変に気付いていましたが、そこにネオグリフォーザーが戦闘員たちを引き連れて現れ、「恐竜の戦隊(キョウリュウジャー・ジュウレンジャー・爆竜戦隊アバレンジャー)全ての力を奪い取り、今こそ復讐を果たしてくれる!」と宣言すると二人に襲い掛かりました。ゲキはティラノレンジャーに変身しようとしましたがネオグリフォーザーに捕らえられてしまい、一人残されたダンテツは非常に強力で邪悪な気を感じ取りました。
その頃、キョウリュウジャーの6人、キング、キョウリュウブラックことイアン・ヨークランド(斉藤秀翼)、キョウリュウブルーこと有働ノブハル(通称:ノッさん)(金城大和)、キョウリュウグリーンこと立風館ソウジ(塩野瑛久)、キョウリュウピンクことアミィ結月(今野鮎莉)、キョウリュウゴールドこと空蝉丸(通称:ウッチー)(丸山敦史)も異変を感じ取っていました。その時、キョウリュウジャーは獣電竜“ガブティラ”に導かれて1頭のティラノサウルス(声:山寺宏一)と対面しました。ティラノサウルスは「恐竜の戦隊たちが危ない。“ダイノホープ”が奪われる。止めてくれ、お前の親友の死を」と告げると消滅していきました。事情を飲み込めないキングたちに、ゾーリ魔、ジュウレンジャーの宿敵「バンドーラ一味」のゴーレム兵、アバレンジャーの宿敵「邪命体エヴォリアン」のバーミア兵の連合軍が襲撃してきました。6人はキョウリュウジャーに変身して応戦しました。「牙の勇者、キョウリュウレッド(声:竜星涼/演:押川善文)!」「弾丸の勇者、キョウリュウブラック(声:斉藤秀翼/演:竹内康博)!」「鎧の勇者、キョウリュウブルー(声:金城大和/演:高田将司)、ヨイショ!」「斬撃の勇者、キョウリュウグリーン(声:塩野瑛久/演:浅井宏輔)!」「角の勇者、キョウリュウピンク(声:今野鮎莉/演:野川瑞穂)!」「雷鳴の勇者、キョウリュウゴールド(声:丸山敦史/演:大藤直樹)、見参!」
その時、キョウリュウジャーの前にネオガイルトンが拘束した人物を連れて現れました。「さあ行け、我が僕(しもべ)よ!」拘束を解かれ、布を剥ぎ取ったその人物こそアバレンジャーのアバレッドこと伯亜凌駕(西興一朗)であり、敵に洗脳されている状態の凌駕はアバレッド(声:西興一朗/演:福沢博文)に変身してキョウリュウジャーに襲い掛かりました。キョウリュウジャーの危機を“パワードカスタム”に変身したゴーバスターズの3人が救い、レッドバスターはアバレッドもまた自分たちと同じ“スーパー戦隊”の先輩戦隊であることをキョウリュウジャーに告げると、アバレッドを洗脳から解放しようと説得を試みました。ところが、今度はネオグリフォーザーが洗脳状態のティラノレンジャー(声:望月祐多/演:清家利一)を連れて現れ、形勢不利とみたゴーバスターズはキョウリュウジャーを連れて一時退却を余儀なくされました。
獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よのネタバレあらすじ:承
ネオグリフォーザーとネオガイルトンは手下たちにキョウリュウジャーとゴーバスターズの追跡を命じると、デーボス軍の居城・氷結城へと向かいました。ネオグリフォーザーとネオガイルトンはデーボス軍幹部の百面神官カオス(声:菅生隆之)、怒りの戦騎ドゴルド(声:鶴岡聡)、哀しみの戦騎アイガロン(声:水島裕)、喜びの戦騎キャンデリラ(声:戸松遥)、楽しみの密偵ラッキューロ(声:折笠愛)に出迎えられ、恐竜系戦隊を倒すという共通の目的のため共闘することにしました。
程なくして、氷結城にゴーバスターズに倒されたはずの「ヴァグラス」のエンター(陳内将)とエスケイプ(水崎綾女)が現れました。エンターは恐竜系戦隊の力を吸収する装置を開発したのは自分たちであることをお忘れなくと自慢げに語りました。
一方、キョウリュウジャーとゴーバスターズはいくつかに分かれて追っ手から逃れていました。森の中に逃げ込んだイアンとソウジは、森の管理人となっていたスタッグバスターことビート・J・スタッグ(声:中村悠一/演:佐藤太輔)に匿われました。リュウジはノッさんとウッチーをとある倉庫に匿い、三人はノッさんのオヤジギャグで意気投合しました。アミィとヨーコは女子高生に扮して追っ手をやり過ごしていましたが、そこにエスケイプがヴァグラスの戦闘員バグラーたちを引き連れて襲い掛かってきました。アミィとヨーコは団結してバグラーを一掃し、エスケイプに戦いを挑みました。
その頃、ヒロムはキングに「前に俺と(「海賊戦隊ゴーカイジャー」の)ゴーカイレッドを助けてくれたお礼がしたかっただけだ(『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』参照)」と語っていました。キングはヒロムに“ダイノホープ”とは何か、ティラノサウルスから警告された死ぬ運命にある親友とは誰なのか尋ねてみましたが、ヒロムは知る由もありませんでした。ヒロムは「誰であろうとお前のバディ(相棒)は絶対に守り抜け」と助言しました。その直後、ヒロムにゴーバスターズの司令官・黒木タケシ(榊英雄)から連絡があり、先輩戦隊を洗脳した場所が見つかったとの知らせがもたらされました。そこにエンターがバグラーたちと共に現れて二人に襲い掛かり、エンターは自分とエスケイプが復活したのは地球上に密かに残しておいたヴァグラス復活のためのプログラムがボルドスによって再起動されたためだと語りました。エンターはエンター・ユナイトに、ヒロムはレッドバスターに変身して戦い始め、レッドバスターはゴーバスターズの目的はキョウリュウジャーをゲキと凌駕の救出に向かわせることであると告げ、この場を引き受けてキングに先を行かせました。
その頃、ボルドス・デーボス連合軍が設けた「ダイノホープ転送施設」では、洗脳が解けたゲキと凌駕が恐竜系戦隊の力の源である“ダイノホープ”を奪われながらも何とか脱出しようと機会を狙っていました。そこにキングたちキョウリュウジャーの6人が集結して二人を助け出そうとしましたが、ネオガイルトンが行く手を阻んできました。ネオガイルトンはジュウレンジャーとアバレンジャーの“ダイノホープ”を地球上空のボルドスに送り込み、ボルドス完全復活のためキョウリュウジャーからも“ダイノホープ”を奪い取ろうとしました。キングたち6人はキョウリュウジャーに変身、キョウリュウレッドはガブティラと融合して“キョウリュウレッド・カーニバル”に変身して対抗しましたが、今度はネオグリフォーザーが現れ、巨大化して周囲を特殊なフィールドで覆ってしまいました。キョウリュウジャーは獣電竜を召喚しようとするもフィールドに阻まれ、ガブティラはキョウリュウレッドから分離して単身でネオグリフォーザーに立ち向かいました。キョウリュウレッドはあのティラノサイルスからの警告を聞いたその時、ガブティラはネオグリフォーザーに斬られ、エネルギーを吸い取られて崩れ落ちてしまいました。ティラノサウルスが警告した親友とはガブティラだったことに気付いたキョウリュウレッドでしたが、キョウリュウジャー全員はネオガイルトンに捕まり、“ダイノホープ”を奪われてしまいました。
何とか敵を撃退したゴーバスターズの3人が施設に駆け付けたところ、そこには全員黒い服に身を固め、これから異次元世界に飛び込もうとしているキョウリュウジャーの6人の姿がありました。敵に洗脳されてしまったキョウリュウジャーはゴーバスターズに襲い掛かり、キングは「俺たちは“恐竜ハンター”だ。今から過去に飛んで恐竜を絶滅させる」と告げると異次元空間の中に消えていきました。ヒロムは「取り戻してやる。必ず」と誓いました。
獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よのネタバレあらすじ:転
「スピリットベース」では、トリンと黒木が握手を交わしていました。そこにヒロム、リュウジ、ヨーコ、ニックが弥生ウルシェード(飯豊まりえ)と共に現れ、トリンと挨拶を交わしたヒロムは彼が苦手なニワトリを連想させることから危うくフリーズしそうになりました。
トリンは、ボルドス一味の狙いはキョウリュウジャーを洗脳して恐竜が生息していた太古の時代に送り込み、後に自分たちのパートナーの獣電竜となる恐竜たちを倒させることだと語りました。ヒロムたちは何とかしてキョウリュウジャーを洗脳から救う方法を考えていたところ、「スピリットベース」にアバレブルーこと三条幸人(冨田翔)が「俺ならできるぞ」と現れました。トリンはガブティラを除く全ての獣電竜を「スピリットベース」に匿っており、ドクター・ウルシェードと特命部が極秘裏に共同開発していた3本の“スーパー戦隊獣電池”のひとつに幸人はアバレンジャーの力の源“ダイノガッツ”を注ぎ込みました。こうして完成した“アバレンジャー獣電池”には時を越えてキョウリュウジャーの“獣電モバックル”と通信できる機能が備えられており、黒木はゴーバスターズ3人をゲキと凌駕の救出に向かわせました。
その頃、恐竜時代ではキングたち6人が後に獣電竜となる恐竜たちにとどめを刺そうとしていました。その時、火山が突然噴火し、ティラノサウルスは身を挺してキングたちを火山弾から守ろうとしました。その瞳にガブティラの面影を見たキングたちはこのティラノサウルスこそが後のガブティラであることに気付き、全員が洗脳から解き放たれました。ティラノサウルスはキングたちに「気にするな、相棒」と諭し、ティラノサウルスは現代のガブティラから“ダイノホープ”を通じて危機を伝え聞いていたことを明かしました。“ダイノホープ”が時をかける能力を有することを知ったダイゴはティラノサウルスを抱きしめ、その際にティラノサウルスの流した1滴の涙がキングの琥珀のペンダントを濡らしました。その時、現代の弥生からキングたちに通信が届き、元の時代に戻れる時空転移プログラムが起動したことを告げてきました。時空転移プログラムによりこじ開けられた時空の穴は不安定であり、ティラノサウルスや恐竜たちは「未来の俺を、お前の友達を救ってくれ! “ダイノホープ”は永遠に不滅だ!」と身を挺して時空の穴をこじ開け、キングたち6人を現代へと送り出しました。
その頃、現代ではパワードカスタムに変身したゴーバスターズの3人とトリンが変身したキョウリュウシルバーがゲキと凌駕の救出に向かっていましたが、エンターとエスケイプ、ドゴルド、アイガロン、キャンデリラ、ラッキューロが立ちはだかってきました。エンターは「我々は最後の仕上げといきましょうか」とエスケイプと共にゲキと凌駕を連れ出し、デーボス軍にゴーバスターズとキョウリュウシルバーの後始末を任せて去っていきました。ゴーバスターズはデーボス軍幹部4人の合体必殺技“喜怒哀楽デーボスフィニッシュ”をくらって変身解除に追いやられてしまいました。
ネオガイルトン、ネオグリフォーザー、エンター、エスケイプはゲキと凌駕の目の前でキョウリュウジャーの“ダイノホープ”をボルドスへと転送しようとしていました。そこに恐竜時代から戻ってきたキングたち6人が現れ、キョウリュウジャーに変身しようとしましたが、“ダイノホープ”を奪われたキングたちは変身することができません。それでもキングたちはゲキや凌駕と共にボルドス・デーボス・ヴァグラス連合軍に立ち向かいましたが、圧倒的な戦力差に追い詰められていきました。キングは倒れたままのガブティラに声を掛けました。キングは“ダイノホープ”を取り戻すため戦っているゴーバスターズからの連絡に勇気づけられ、必ずガブティラを救うと誓いました。エスケイプは「ここで無駄に命を捨てる気?」とキングを嘲笑いますが、キングは危険を顧みず戦う仲間たちや先輩たちに励まされ、ガブティラの元に駆け寄りました。
一方、施設内では苦戦を強いられていたゴーバスターズとキョウリュウシルバーの元にJが助けに駆け付け、「俺は俺だけではない」とあらかじめ体内に仕組まれていた一度きりの残留プログラムを起動、ヴァグラスとの最終決戦で命を落とした陣マサト(松本寛也)を復活させました。ゴーバスターズはアバターとして一時的に蘇った陣との再会を喜び、陣はビートバスターに、Jはスタッグバスターに変身しました。「特命戦隊ゴーバスターズ! バスターズ、レディゴー!」一時的に4人と1体体制に戻ったゴーバスターズは一気に反撃に転じ、デーボス軍幹部たちを蹴散らすと“ライオブラスター”で転送装置を破壊しました。
“ダイノホープ”を取り戻したキョウリュウジャー・ゲキ・凌駕は力を取り戻し、キングは「俺はお前を絶対助ける。お前自身と約束したんだろうが!」と叫ぶとティラノサウルスの涙を浴びた琥珀のペンダントをガブティラに押し付けました。するとガブティラは元の赤い色に戻って息を吹き返し、キングは歓喜の雄叫びを上げました。さらにそこへジュウレンジャーのマンモスレンジャー(声:右門青寿)、トリケラレンジャー、タイガーレンジャー(声:橋本巧)、プテラレンジャー(声:千葉麗子)、アバレンジャーのアバレブルー(声:冨田翔)、アバレイエローが駆けつけ、アバレブルーはゲキに“ジュウレンジャー獣電池”を、凌駕に“アバレンジャー獣電池”を託しました。
エンターはエンター・ユナイトに、エスケイプはエスケイプ・エボルブに変身、ボルドス・デーボス・ヴァグラス連合軍は大量の戦闘員を動員して三大恐竜戦隊を潰そうとしましたが、“ジュウレンジャー獣電池”は“守護獣ティラノザウルス”を、“アバレンジャー獣電池”は“爆竜ティラノサウルス”を召喚しました。キングら6人・ゲキ・凌駕はそれぞれキョウリュウジャー・ティラノレンジャー・アバレッドに同時変身し、ここにキョウリュウジャー・ジュウレンジャー・アバレンジャーの三大恐竜系戦隊が揃いました。「史上最強のブレイブ! 獣電戦隊キョウリュウジャー!」「荒ぶるダイノガッツ! 爆竜戦隊アバレンジャー!」「恐竜戦隊ジュウレンジャー!」「時をかける希望! 我ら恐竜スーパー戦隊!」「荒れるぜ、止めてみな!」
獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よの結末
エンター・ユナイトはダークバスターに変身して応戦しましたが、勢いづいた三大恐竜スーパー戦隊は巧みに連携して敵兵を蹴散らしていき、キョウリュウジャーはダークバスターとエスケイプ・エボルブを倒しました。アバレンジャーは“ダイノボンバー”でネオガイルトンを吹き飛ばし、ジュウレンジャーは必殺技“バベルアタック”でネオグリフォーザーを追い詰めました。三大恐竜戦隊はそれぞれの武器を合体させた“アルティメットハウリングキャノン”を発射してネオグリフォーザーにとどめを刺そうとしましたが、ネオグリフォーザーはこの攻撃を受け止めると“ダイノホープ”へと変換、宇宙空間のボルドスに飛び込んでいき、“ダイノホープ”を捧げて爆死を遂げました。
遂に宇宙大恐竜ボルドスは完全復活を果たし、地球に降り立つと三大恐竜戦隊に襲い掛かりました。ガブティラは巨大ロボ“キョウリュウジン”となり、守護獣ティラノザウルスは“大獣神”に、爆竜ティラノサウルスは“アバレンオー”へとそれぞれ変形しました。三大恐竜系ロボは協力してボルドスに立ち向かい、キョウリュウジンは“ライデンキョウリュウジン”へとパワーアップしましたが、ボルドスの圧倒的な力の前に苦戦を強いられました。
加勢しようとするゴーバスターズとキョウリュウシルバーに、変身を解除した陣は「俺にできる最後の贈り物だ」として黒木と共同開発した“ゴーバスターズ獣電池”を託しました。陣はゴーバスターズ3人とJに別れの言葉として「お前たちが大事だと思う相手は最後まで絶対守り抜け。これからも、この先もずっとだ…」と告げると静かに消滅していきました。レッドバスターは「ありがとうございます、陣さん」と感謝を述べるとバスターマシン“LT-06タテガミライオー”を出動させ、ライデンキョウリュウジンに“ゴーバスターズ獣電池”を託しました。ランデンキョウリュウジンはタテガミライオーと合体して“タテガミライデンキョウリュウジン”となり、ゴーバスターズの3人も乗り込みました。タテガミライデンキョウリュウジン・大獣神・アバレンオーは力を合わせて合体必殺技“獣電撃伝説ブレイブフィニッシュ”を発射しました。なおも恐竜を滅ぼすと豪語するボルドスに、キングは「“ダイノホープ”は永遠に不滅だ!」、ヒロムは「スーパー戦隊もな!」と返し、ボルトスを倒すことに成功しました。
戦いは終わり、ティラノサウルスはガブティラの“ダイノホープ”を通じてキングに「これからも未来の俺をよろしくな」とメッセージを送り、キングも「忘れねえ。過去にもうひとり、俺の親友のカブティラがいることを…お前ともずっと友達だ!」と応えました。キョウリュウジャーとゴーバスターズは友情を確かめ合い、その様子をダンテツ・ゲキ・凌駕は温かく見守っていました。
(エンディングは出演者総出でダンス)
エンドロール後。密かに生き延びていたネオガイルトンは“ネオメサイア”として生まれ変わり、スーパー戦隊への復讐を誓っていました。その時、空から“烈車”が現れ、中からトッキュウ1号(声:志尊淳)、トッキュウ2号(声:平牧仁)、トッキュウ3号(声:小島梨里杏)、トッキュウ4号(声:横浜流星)、トッキュウ5号(声:森高愛)が姿を現しました。「俺には見える。お前に勝ってる俺たちが! 勝利のイマジネーション! 烈車戦隊トッキュウジャー!」
トッキュウジャーはあっさりとバグラーたちをひねり潰し、“乗り換えチェンジ”でネオメサイアを翻弄すると、最後は必殺技を炸裂させてネオメサイアを倒しました。
以上、映画「獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よ」のあらすじと結末でした。
獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よのキャスト・監督
監督:坂本浩一
出演者:竜星涼(桐生ダイゴ(キング)/キョウリュウレッド)、鈴木勝大(桜田ヒロム/レッドバスター)、斉藤秀翼(イアン・ヨークランド/キョウリュウブラック)、金城大和(有働ノブハル(ノッさん)/キョウリュウブルー)、塩野瑛久(立風館ソウジ/キョウリュウグリーン)、今野鮎莉(アミィ結月/キョウリュウピンク)、丸山敦史(空蝉丸(ウッチー)/キョウリュウゴールド)、馬場良馬(岩崎リュウジ/ブルーバスター)、小宮有紗(宇佐見ヨーコ/イエローバスター)、松本寛也(陣マサト/ビートバスター)、森川智之(賢神トリン/キョウリュウシルバー)、飯豊まりえ(弥生ウルシェード)、山下真司(桐生ダンテツ)、藤原啓治(チダ・ニック)、中村悠一(ビート・J・スタッグ/スタッグバスター/)、榊英雄(黒木タケシ)、陳内将(エンター/エンター・ユナイト/ダークバスター)、水崎綾女(エスケイプ/エスケイプ・エボルブ)、菅生隆之(百面神官カオス)、戸松遥(喜びの戦騎キャンデリラ)、鶴岡聡(怒りの戦騎ドゴルド)、水島裕(哀しみの戦騎アイガロン)、折笠愛(楽しみの密偵ラッキューロ)、安元洋貴(ネオグリフォーザー)、寺島拓篤(ネオガイルトン/ネオメサイア)、山寺宏一(ティラノサウルス)、望月祐多(ゲキ/ティラノレンジャー)、西興一朗(伯亜凌駕/アバレッド)、富田翔(三条幸人/アバレブルー)、右門青寿(マンモスレンジャー)、橋本巧(タイガーレンジャー)、千葉麗子(プテラレンジャー)、志尊淳(トッキュウ1号)、平牧仁(トッキュウ2号)、小島梨里杏(トッキュウ3号)、横浜流星(トッキュウ4号)、森高愛(トッキュウ5号)ほか
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