映画 図書館戦争 THE LAST MISSION(ラストミッション)の紹介:2015年日本映画。有川浩の小説「図書館戦争」を映画化した図書館戦争シリーズ2作目『図書館戦争 THE LAST MISSION』。メディアを取り締まる法律が施行されている正化(せいか)という元号の近未来日本を舞台に、表現の自由を守る図書館の自衛武装組織である図書隊の戦いと隊員たちの恋愛模様を描くエンターテインメント大作。
監督:佐藤信介 出演者:岡田准一(堂上篤)、榮倉奈々(笠原郁)、田中圭(小牧幹久)、福士蒼汰(手塚光)、西田尚美(折口マキ)、橋本じゅん(玄田竜助)、土屋太鳳(中澤毬江)、松坂桃李(手塚慧)、栗山千明(柴崎麻子)、石坂浩二(仁科巌)、中村蒼(朝比奈修二)ほか
映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」解説
この解説記事には映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
図書館戦争 THE LAST MISSIONのネタバレあらすじ:戦いの始まり
昭和という一つの時代が始まり、「正化」という新しい時代が始まり、表現の自由を制限するメディア良化法が合法化されたパラレル日本。そこでは、違反用語を含む図書を検閲対象として狩っていくメディア良化委員会と本の自由を守る図書隊の戦いが激化していた。笠原(榮倉奈々)が入隊して2年が経って、憧れの王子様が堂上教官(岡田准一)であると知った。笠原が引き出しにしまいっぱなしの堂上教官へのプレゼントを同室の友人、柴崎(栗山千明)にいつ渡すのかせっつかれているものの渡す勇気が出せずにいた。そんなある日、残業していた笠原は、同期の野村(大塚ヒロタ)から段ボールを運ぶのを手伝って欲しいと頼まれました。これが、笠原とタスクフォースが巻き込まれる戦いの始まりだったのです。
図書館戦争 ザ・ラストミッションのネタバレあらすじ:共犯にされた笠原
段ボールを運んだ事が原因で査問委員会にかけられることになった笠原。野村が火を点けた本は笠原に運ばせたあの段ボールの中に入っており、共犯者だと証言されたからです。査問委員会にかけられ、何時間にも渡り糾弾され疲弊しきった笠原は堂上教官の事を悪く言われてキレてしまい笠原はこの際自分がやった事にしてもいいといって、ようやく解放された笠原が戻るとデスクには堂上教官だけがいて査問委員会で何を聞かれたのか話せと言われてしまいます。命令だ、と査問委員会での事を聞き出そうとする堂上教官に両手で顔を覆って笠原は泣いてしまった。泣かせてしまった事に戸惑いながら、笠原の側に堂上教官が寄ると目に飛び込んできたのは、気まずそうな顔で部屋に入ってきた玄田隊長(橋本じゅん)と、小牧(田中圭)。慌てて取り繕うものの、その隙に笠原に逃げられてしまう。
図書館戦争 THE LAST MISSIONのネタバレあらすじ:手塚の兄である慧
寮に帰ると寮母さんからメモを受け取った。そこに書いてあったのは手塚の兄、慧(松坂桃李)の名前。呼び出しに応じて立川のレストランで会う二人。手塚のお兄さんに会ってみたかったと無邪気に言う笠原に対し、慧は世の中から検閲を無くすにはどうしたらいいのかと言う話をした。慧は、弟からの着信を知らせるスマホを笠原に差出し、弟に図書隊をやめるように言ってほしいとお願いしたのだった。しかし、笠原は友達の手塚(福士蒼汰)が傷付つくことが分かっていたので断った。そこに私服の堂上教官が現れて、行くぞっと言って笠原の手を引くと慧の挑発を真っ向から受け止めて店から連れ出してくれました。
図書館戦争 ザ・ラストミッションのネタバレあらすじ:図書館法規要覧の警備
そんなある日、水戸市で開催される芸術の祭典で図書館法規要覧が祭典の目玉として提示されることに決まった。対立している良化委員会が図書館法規要覧を狙ってくることが容易に想像できたので、それを阻止するために関東図書隊総勢54名に保管図書館までの警備が言い渡された。茨城に向かう、移動中の車内で、笠原は正面で本を読んでいる堂上教官に、こないだのお礼にとプレゼントを差し出したのだった。しかし堂上教官に、必要ないと言い切られてしまいます。そんな堂上教官に笠原は中身のカミツレオイルを取り出して押し付けました。飲めるのか?と聞いてきた堂上教官に笠原は飲めない事、睡眠時に効果を発揮する事を説明した上で、思わずカミツレティーが飲めるお店がある事、今度…と勢いのまま堂上教官を誘いそうになってしまったのだ。
図書館戦争 THE LAST MISSIONのネタバレあらすじ:良化委員会との戦闘
図書館に「図書館法規要覧」がある事は極秘だった。しかし、何故か良化委員会がやってきて、他の検閲図書を要求してきました。それで、玄田隊長は要求を拒否しました。それにより、15時から16時まで戦闘になりました。けれど、16時になっても戦いが終わらいのです。それは館長が「図書館法規要覧」を良化委員会へ譲渡する契約書にサインをしていたのです。それによりタスクフォースたちは、良化委員会の攻撃に苦戦をしいられました。ついに、追い詰められて、玄田隊長が打たれてしまいました。ただし、玄田隊長は待っている人がいる限り諦めたくないと「図書館法規要覧」を美術館に届けるために、堂上教官と笠原を逃がしました。
図書館戦争 ザ・ラストミッションの結末:
しかし、笠原と堂上教官が逃げたことが良化委員会にバレテしまい、街中でも発砲をやめない良化委員会。笠原が撃たれそうになったのを、堂上教官がかばって撃たれてしまい、首や腕を負傷した堂上教官を近くの書店に運んで止血しました。けれど、血が止まらないのです。そんな状態でも、堂上教官は本を美術館に届けるように笠原に言ったのです。そして、ついに堂上教官の意識を失いかけそうになったその時、笠原は堂上教官にキスして、帰ってきたら好きって言いますからと言って、美術館へ向かいました。何人もの良化委員会たちが笠原を追いかけてきて、美術館まで、あと少しのところで良化委員会の車が来て、隊員たちが整列して笠原を狙って構えました。美術館に詰めかけていた、カメラマンたちのカメラのフラッシュで無事に本を届けることが出来ました。
以上、映画 図書館戦争 THE LAST MISSIONのネタバレあらすじと結末でした。
「図書館戦争 THE LAST MISSION」感想・レビュー
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図書館戦争という少し固めな題名ながらも、完全なる恋愛映画です!岡田くんのアクションシーンのかっこよさに引き込まれることはもちろん、岡田くん演じる堂上教官と榮倉奈々さん演じる笠原とのむず痒い恋愛模様がたまりません!何度見ても楽しいです!この実写映画化も大好きですが、原作の本、漫画アニメなども大好きです!
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1作目より郁と堂上の距離が近づいていて、キュンキュン度が前作より格段に上がっていました。でも、くっつきそうでくっつかない絶妙な距離感があり、その恋愛要素が抗争中の激しいシーンとのいいギャップでした。銃撃など激しいシーンも多いですが、こういった恋愛要素がたっぷりあることも女性が楽しめるポイントなのかなと思います。
表現の自由がなく違反用語がある本が狩られる時代が、もしも、映画の中だけではなく現実の世界でも来たら嫌だなあと思いました。本を守る図書隊、かっこいいと思います。堂上教官のような人が上司だと大切に扱ってもらえるだろうなと思いました。