弱虫ペダルの紹介:2020年日本映画。運動の苦手な主人公がとあるきっかけで高校の自転車競技部に入部するはめになってしまいます。そこで本人すら知らなかった才能に目覚めていく、累計2500万部突破した原作コミックの実写版で気持ちの良い青春映画でもあります。
監督:三木康一郎 原作:渡辺航 出演:永瀬廉(小野田坂道)、伊藤健太郎(今泉俊輔)、橋本環奈(寒咲幹)、坂東龍汰(鳴子章吉)、柳俊太郎(巻島裕介)、菅原健(田所迅)、井上瑞稀(杉元照文)、竜星涼(金城真護)、皆川猿時(寒咲幸司)、ほか
映画「弱虫ペダル(実写版)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「弱虫ペダル(実写版)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
弱虫ペダルの予告編 動画
映画「弱虫ペダル(実写版)」解説
この解説記事には映画「弱虫ペダル(実写版)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
弱虫ペダルのネタバレあらすじ:起
小野田坂道(長瀬廉)は、アニメ好きで運動が苦手、そして友達のいない高校生です。千葉県立総北高校に入学した坂道は、念願のアニメ研究部に入部しようと張り切っていましたが、部員減少のために休部になっていることを知ります。
休部を解除してもらうには5人の部員を集めなければならず、友達のいない坂道は困り果てていました。
千葉から秋葉原までの長い道のりを子供の頃からママチャリで通っていた坂道が、いつものように秋葉原へ向かっているのを目撃し、坂道に自転車競技の才能を見出だした自転車競技部の今泉俊輔(伊藤健太郎)は、坂道に負けたらアニメ研究部の部員になる事を条件に勝負を挑みます。
弱虫ペダルのネタバレあらすじ:承
裏門坂での勝負、白熱した試合は今泉が勝利しました。負けはしたもののその清々しさを感じ、自転車競技に興味を持った坂道は、秋葉原で出会った鳴子章吉(坂東龍汰)に誘われて自転車競技部に入部することにしたのです。
部長の金城や巻島、田所らの先輩やマネージャーの寒咲幹(橋本環奈)にもその才能を見出だされた坂道は、初心者ながらメキメキと上達していき、部の中でも頭角を現していきます。
そして坂道はインターハイの千葉県予選に、総北高校のレギュラーメンバーとして出場することになりました。坂道にとっては初めてできた大切な仲間たち、それを教えてくれた自転車競技に、坂道はすっかり魅了されていました。そしてインターハイの幕が開けます。
弱虫ペダルのネタバレあらすじ:転
総北高校の勝利のための布陣は、一年生エース今泉俊輔を勝たせることでした。他校もそれは心得ていて、そうはさせじと今泉をマークしてきます。坂道の役割はクライマー。終盤の勝負どころの長い山登りで今泉を引っ張っていくことになります。
しかし、レース途中の集団転倒に坂道も巻き込まれてしまいます。負傷した坂道でしたがチームのために負けられない強い思いから、リタイアの誘いも拒否、レースを続行することにしました。
復帰はしたものの先頭とは絶望的な差でした。諦めない坂道は寒咲に尋ねます。「まだ間に合う?」。すると寒咲は答えました。「100人抜けば大丈夫」。その言葉を聞いて坂道は再びペダルを漕ぎ始めます。
弱虫ペダルの結末
クライマーを欠いた総北高校は絶体絶命でした。それでもチームは坂道が追い付いてくるのを感じ、坂道を信じて待ちます。すると坂道が本当に追い付いてきたのです。
驚異的な追い上げを見せた坂道は登り坂をぐんぐん登り、頂上をトップで見事に今泉を導いてみせたのです。奇跡的とも言える坂道のバトンを、そして皆の思いを受けた今泉は見事その期待に応えてゴール前で先頭に立ち、トップでゴールしました。
役割を全うできた事を喜ぶ坂道、何より皆で力を出しきり勝利出来たことを皆で大いに喜び合いました。喜びも束の間、喜んでばかりもいられません。さらなる強豪の待つインターハイの扉はまだ開いただけ。熱い戦いはまだ続きます。
以上、映画「弱虫ペダル」のあらすじと結末でした。
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