アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーの紹介:2018年アメリカ映画。人類を守るために、最強ヒーローたちが集結した究極のチーム、アベンジャーズ。今回の敵は絶大なるパワーで銀河に破滅と恐怖をもたらそうとするサノス。宇宙に散らばる究極の力を持つ石、インフィニティ・ストーンを集め宇宙を支配しようとする。6つのストーン全てを手にした者は無限大の力が与えられることとなる。サノスを倒すために、アベンジャーズに加え、銀河一の落ちこぼれチーム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」、魔術を操るドクター・ストレンジ、そしてワカンダの王ブラックパンサーが集結。アベンジャーズの究極の戦いが始まる。2008年の『アイアンマン』公開以来、18本のヒーロー映画を展開してきたマーベルの記念すべき10周年目の作品。
監督:アンソニー&ジョー・ルッソ 出演:ロバート・ダウニーJr.(アイアンマン/トニー・スターク )、クリス・ヘムズワース(ソー)、 マーク・ラファロ(ハルク/ブルース・バナー)、クリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース)、スカーレット・ヨハンソン(ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ)、ベネディクト・カンバーバッチ(ドクター・ストレンジ/スティーヴン・ストレンジ)、ドン・チードル(ウォーマシン/ジェームズ・ローズ)、トム・ホランド(アイアン・スパイダー/ピーター・パーカー)、チャドウィック・ボーズマン(ブラック・パンサー/ティ・チャラ)、ポール・ベタニー(ヴィジョン)、エリザベス・オルセン(スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ)、アンソニー・マッキー(ファルコン/サム・ウィルソン)、クリス・プラット(スター・ロード/ピーター・クイル)ほか
映画「アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アベンジャーズ インフィニティウォーの予告編 動画
映画「アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー」解説
この解説記事には映画「アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アベンジャーズ3 インフィニティウォーのネタバレあらすじ:起
宇宙の彼方、ロキ(トム・ヒドルストン)がサノス(ジョシュ・ブローリン)へ渡そうとしているものはスペース・ストーンが隠された四次元キューブ。ソー(クリス・ヘムズワース)とハルク(マーク・ラファロ)は阻止しようと試みますが、サノスと手強い手下によって制されてしまいます。サノスを裏切ろうとしたロキは無残にもソーの目の前で殺されてしまいました。これまでにサノスは暗躍を始め、手下を使ってインフィニティ・ストーンの入手を画策していたのでした。6つのストーンを全て集めれば、広大な宇宙を意のままにできる莫大なパワーを手に入れることができます。ハルクから元の姿に戻ったブルース・バナーはドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)へ知らせます。魔法道具「アガモットの目」に埋め込まれた時を操るインフィニティ・ストーンは現在、ドクター・ストレンジが常に身につけ保護していたからです。そんな中、空にはドーナツ型の宇宙船が現れ、エボニー・マウとブラック・ドワーフの横暴により街は一気に混乱していきます。居合わせたトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)、スパイダーマン(トム・ホランド)、ドクター・ストレンジが立ち向かいますがケタ外れの強さに悪戦苦闘。キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)たちを呼び寄せたいところでしたが、トニーは超人たちを規制する「ソコヴィア協定」による意見の食い違いからキャプテンと絶縁していたところでした。ドクター・ストレンジは宇宙船へ乗せられ、アイアンマンとスパイダーマンが後を追います。
アベンジャーズ3 インフィニティウォーのネタバレあらすじ:承
一方、サノスによって宇宙に投げ出されたソーはガーディアンズに救出され命を救われます。ガーディアンズの1人ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)がサノスの娘と知ったソーは一瞬険悪になりますが、ガモーラもサノスを憎んでいることを知り、陰謀を止めるためにリアリティ・ストーンを所持するコレクターがいる星ノーウェアを目指します。ハンマーを失ったソーはロケットとグルートを伴いドワーフの住む惑星ニダベリアへ向かいます。ところがニダベリアにはエイトリというドワーフ1人。サノスの左手のガントレットを作らされた後、星を破壊されたのでした。ソーによって光がもたらされ、ロケットと知恵とグルートの木から作った柄をもってしてソーの新しい武器、斧が完成しました。一方、姿をくらましていたヴィジョン(ポール・ベタニー)はワンダ(エリザベス・オルセン)とともにスコットランドにいました。ヴィジョンの額に埋まっているマインド・ストーンを狙うためここにもサノスの手下がやってきます。ワンダも応戦しますが、到底敵いません。そこへやってきたのがキャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)とファルコン(アンソニー・マッキー)。なんとか逃れ一行は本部へ行きジェームズ・ローズ(ドン・チードル)、ブルースと合流。ヴィジョンの額にあるマインド・ストーンを取り出し破壊するためにワカンダ王国へ向かいます。
アベンジャーズ3 インフィニティウォーのネタバレあらすじ:転
一方、囚われたドクター・ストレンジは宇宙船の中でサノスの手下に拷問されます。そこへアイアンマンとスパイダーマンが現れ救出。一行は惑星タイタンへ行き、サノスを待ち伏せします。その頃、ガーディアンズは惑星ノーウェアへ着きました。既にサノスはコレクターを殺害し、リアリティ・ストーンを手にしていました。黙って見ていることのできなかったガモーラはサノスに飛びかかりますが、反対に捕まってしまい、そのまま闇へと連れ去られて行きます。ガモーラは最後の石、ソウル・ストーンのありかを知っていました。サノスは吐かせるために妹のネビュラの拷問を始めます。見ていられないガモーラはソウル・ストーンは惑星ヴォルミールにあることを伝えます。2人がヴォルミールに着くと案内人として待っていたのは過去に死んだはずのレッドスカルでした。ソウル・ストーンを手に入れるには愛する人の命と引き換えることが条件。サノスは葛藤を見せながらも、ガモーラを崖から突き落としストーンを手に入れました。サノスはドクター・ストレンジの所有するタイム・ストーンを追って惑星タイタンへと向かいました。
アベンジャーズ3 インフィニティウォーの結末
ガーディアンズが惑星タイタンへ到着。トニーたちと対面し、共通の敵がいることを知ります。こうしてサノスを迎えますが、まるで歯が立たず完全なる敗北。サノスがトニーへとどめの一撃を食らわせようとした時、ドクター・ストレンジはトニーの命と引き換えにストーンを渡してしまうのです。一方、ワカンダではシュリが自国のテクノロジーを駆使してヴィジョンの石を取り出す作業をすすめます。ソーも加勢しますが、キャプテンたちは次々やってくる敵に苦戦。ついに打つ手がなくなりヴィジョンはワンダにストーンの破壊を頼みます。命を犠牲にしてサノスにストーンが渡るのを阻止したかと思われた次の瞬間、サノスはドクターストレンジのストーンが持つ力を利用し時間を戻します。そしてサノスはヴィジョンの額からマインド・ストーンをもぎ取りました。こうして全てのストーンがガントレットに納められました。アベンジャーズ勢の必死の攻撃も虚しく、サノスが指をパチンと鳴らすと、次々に戦士たちが灰へと化していくのでした。
エンドロール後
ニューヨークではスタークの消息を追っている2人の人物がいました。それはSHIELDのニック・フューリーとマリア・ヒルです。街では異変が起き始め、人間は次々と灰へと化していきました。2人も例外ではありませんでした。ニックはキャプテンマーベルに非常事態を伝える信号を送ります。そして「サノスは帰ってくる」というメッセージで映画は幕を閉じます。
以上、アベンジャーズ インフィニティ・ウォーのあらすじと結末でした。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品の時系列・順番
1.『アイアンマン』(2008年公開)
2.『インクレディブル・ハルク』(2008年公開)
3.『アイアンマン2』(2010年公開)
4.『マイティ・ソー』(2011年公開)
5.『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年公開)
6.『アベンジャーズ』(2012年公開)
7.『アイアンマン3』(2013年公開)
8.『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年公開)
9.『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年公開)
10.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年公開)
11.『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年公開)
12.『アントマン』(2015年公開)
13.『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年公開)
14.『ドクター・ストレンジ』(2016年公開)
15.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年公開)
16.『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年公開)
17.『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年公開)
18.『ブラックパンサー』(2018年公開)
19.『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年公開)
20.『アントマン&ワスプ』(2018年公開)
21.『キャプテン・マーベル』(2019年公開)
22.『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年公開)
23.『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年公開)
「アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー」感想・レビュー
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数えきれない程の大所帯になってしまったアベンジャーズ。そのそれぞれの個性を消すことなく活躍させているところがさすがですね。最強の敵と言われたサノスの強さが圧倒的。アベンジャーズが束になっても敵わない程の強さにインフィニティストーンのパワーまで手にいれているのだからどう倒したらいいのか分からない程の強さでした。個人的に好きなアイアンマンとスパイダーマンが活躍したのは嬉しかったです。
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大好きなマーベル作品の中でもさまざなヒーローが共演するアベンジャーズ。今回はそのアベンジャーズシリーズの中でも本当にたくさんのキャラクターが登場し、見応えがあります。過去の作品を見ている方がもちろんわかりやすいですが、初めて見る人にもストーリーがわかるようになっている点も素晴らしいと思いました。
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アベンジャーズの3作目インフィニティ・ウォーを観て参りまして、もう数週間前なのですが、今ももう一度観たい感が続いています。これはマーベルが面白く作っているからと、興奮して赤い顔で劇場に足を運んだのに、観終わったあとは青い顔で劇場から出ていく抜け殻たち。これはですね、マーベルマジックといいますか、思ったのが、アベンジャーズと我々は一つなんだということ。我々もやられたんです。次作まで頑張れという声が聞こえました。
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公開前にテレビCMを見かけるたびに、可能な限りテレビから目を背けていました(少しも事前情報を手に入れたくなかったため)。
満を辞して公開初日に観に行きましたが、最後のエンドクレジットの後の観客全員の気持ちはほぼ一緒だったろうと思います。「え? マジで?」
アイアンマン公開からだいぶ経ち、アベンジャーズに関わる映画の本数もかなり増えてきて、新参の方が今から入るのはなかなか大変ではありますが、是非とも、せめて8割ぐらいの関係する作品を観てこのインフィニティーウォーを観て欲しいなと思います。そうすることによって最後の衝撃度も胸に迫ることでしょう。そして次作の公開が待ちきれなくなると思います。
あと私はアイアンマンとスパイダーマンが特に好きなのですが、同類の方は必ず観て欲しいです。アイアンマンのスーツもだいぶズルっこく進化したなあとニヤニヤしながら観られることうけあいです。 -
2時間40分の鑑賞後、完全な絶望を味わう事となります。これまでのMCU作品から多数のヒーローが集結しますが、スピーディな場面展開のもと、それぞれのキャラにスポットを当てる絶妙な演出に思わず唸ってしまいます。見所はアクションシーンだけではありません。最強最悪の敵サノスの心の内も巧みに描写され、単純な強さだけではないサノスの強大さを痛感します。最後の最後まで一瞬足りとも見逃せません。次回作が本当に待ち遠しい!
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シリーズ最強の敵、サノスがいよいよ登場してくる回ですが、まずサノスの強さの魅せ方がとてもよかったです!アヴェンジャーズ最強候補であるハルクを彼以上のパワー、そしてキャプテン・アメリカさながらの格闘術を持ち合わせたファイトスタイルで圧倒して倒してしまいます。
自分は話もそうですが、アクションの良さを重視した見方をしていますが、今回の映画は全ての戦いが想像以上の出来で、とても満足しました。集団戦がメインとなってますが、よくもまぁあれだけの人数のヒーローのアクションを短い時間でまとめ上げたものだなと思います。一番のお気に入りは中盤の社長チームvsサノスですね。激しいだけでなく、どうやって徐々に相手を崩していくかというという、テクニカルな部分もよく描かれたいました。そしてその緻密なアヴァンジャーズの戦闘力を独力で圧倒するサノス!
もうたまりません。戦いのシーンだけで言うなら、この作品が一番かと思います。
劇場に観に行きましたが、とにかく口が開きっぱなしの150分でした。こんなに映画に翻弄されたのは初めてです。自分が予想していたことをあっさり超越され、自分が思ってもみなかったところで涙が流れ、途中笑えるシーンもあり、でも最後は打ちのめされました。観た直後は混乱して感想が言えるどころではありませんが、落ち着いて考えると、やはりMCU10周年にふさわしい豪華で重みのある映画だったと感じます。しかしインフィニティ・ウォーを観た後に、今までと同じ気持ちで過去の作品を観ることはできなくなりそうです。