ちはやふる 結びの紹介:2017年日本映画。末次由紀の大ヒットコミックを実写化した青春映画の金字塔「ちはやふる 上の句」「ちはやふる 下の句」の続編でシリーズ完結作。前作から2年後、瑞沢高校競技かるた部は全国大会優勝を目指すべく動き出す。そんな中、綾瀬千早は幼馴染の錦谷新に告白される。しかしもう1人の幼馴染、真島太一も千早に想いを寄せていた。恋もかるたま負けられない。最後の青春が幕を開ける。出演は前作に引き続き広瀬すず、野村周平、新田真剣佑。
監督:小泉徳宏 出演:広瀬すず(綾瀬千早)、野村周平(真島太一)、新田真剣佑(錦谷新)、上白石萌音(大江奏)、矢本悠馬(西田優征)、森永悠希(駒野勉)、優希美青(花野菫)、佐野勇斗(筑波秋博)、清原果耶(我妻伊織)、松岡茉優(若宮詩暢)、賀来賢人(周防久志)、國村隼(原田秀雄)、ほか
映画「ちはやふる 結び」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ちはやふる 結び」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ちはやふる 結びの予告編 動画
映画「ちはやふる 結び」解説
この解説記事には映画「ちはやふる 結び」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ちはやふる 結びのネタバレあらすじ:かるた部新メンバー
前作『ちはやふる 下の句』と本作『ちはやふる 結び』の間のエピソードを描いた『ちはやふる 繋ぐ』のネタバレあらすじはこちら。
前作『ちはやふる 下の句』から2年後。創部1年目にして全国大会に出場した瑞沢かるた部でしたが、部員の綾瀬千早(広瀬すず)はクイーン戦で我妻伊織(清原果耶)に敗退してしまい、若宮詩暢(松岡茉優)と決勝戦での再会は果たせませんでした。名人戦では周防久志(賀来賢人)が優勝し、圧倒的な実力を見せつけました。
3年生になった千早は、全国大会優勝を目指して新たに動き出します。そんな中で始まった新入生歓迎会。部員が5人しかいない瑞沢かるた部は、部の存続を賭けて部員集めに奮闘し、何とか筑波秋博(佐野勇斗)と花野菫(優希美青)の2人の入部が決まります。水沢かるた部は、新入部員と共に新たにスタートします。
ちはやふる 結びのネタバレあらすじ:太一の離脱
しかし、部長であり千早の幼馴染の真島太一(野村周平)が突然辞めてしまいます。太一は名家の息子で、東大を目指しており、勉強と部活の両立に苦しんでいました。更に、太一は千早に内に秘めた思いを抱えていました。
そんな中、太一は新入部員の菫からある噂を耳にします。「千早先輩が錦谷新(新田真剣佑)という人に告白されて、いつ返事をしようか迷っている」と。太一は幼い頃からかるたを好きになれませんでしたが、千早の為にかるたを続けていました。しかし、千早が新のものになると考えると、かるたを続ける意味を見出せず辞めてしまったのです。
一方、新は一度は辞めてしまったかるたをもう一度始めるべく、かるた部を創部します。そして、準クイーンの我妻伊織や全国大会常連の錚々たるメンバーが揃っていきます。
太一が居ないまま、予選大会に挑む瑞沢かるた部は、苦戦しながらもなんとか全国大会出場を決めます。大会の帰り道、千早は太一に偶然遭遇しますが、太一は泣きじゃくる千早に「俺はお前のためにかるたをやってきた。でも、もうやれない。」と言って去っていきます。太一は既にかるたに興味を無くし、東大に受かることが目標となっていたのでした。
ちはやふる 結びのネタバレあらすじ:全国大会
そんな中、全国大会が始まります。瑞沢かるた部は順調に勝ち進んでいきます。新の藤岡高校も確実に駒を進めていきます。
その頃、太一は勉学に励むべく、とある講義に参加していました。その講師は、名人戦で優勝した周防久志でした。講義の帰り道、周防の後をつけていた太一は、ある事に気付きます。
周防は前に人がいるのに気づいた様子もなく、点字ブロックの上を歩いていたのです。実は周防は目がほとんど見えず、音だけを聞いてかるたをしていたのです。太一につけられていることに気付いた周防は太一に話しかけ、周防は太一にかるたを教える事になります。
一方、千早率いる瑞沢高校は順調に駒を進め、ついに決勝戦まで進みます。対戦相手は、新をはじめとする強豪が揃う藤岡高校です。千早は準クイーンの我妻伊織と当たることになります。
出場者の名前が呼ばれる中、出場するはずの大江奏(上白石萌音)が観客席に座っています。その時、「真島太一」の名前が呼ばれ、太一が現れます。太一は周防から教わるうちに、かるたを再びやる事を決意したのでした。
ちはやふる 結びの結末:恋の行方
太一の復帰にメンバーの士気も上がり、藤岡高校と接戦を繰り広げげます。そして、ついに運命戦にもつれ込みます。運命戦とは自陣、相手陣共に1枚になった状態の事で、勝敗は太一に託されます。
残った2枚は「しのぶれど~」と「恋すてふ~」どちらも恋の詩。太一は「恋すてふ~」を選び、瑞沢高校は見事優勝し、日本一になります。
大会終了後、太一は千早が告白の返事をするように、新の元へ連れていきます。千早は新に「もっと強くなって、かるたで世界一になりたい!」と言い、結局三角関係に決着が付くことはありませんでした。
それから何年も経った瑞沢高校。かるた部は強豪校に成長していました。その中で、大勢の部員の前で話してる女性がいます。そこには66期のクイーンとなり、瑞沢高校かるた部の顧問に就任した綾瀬千早の姿がありました。
以上、映画『ちはやふる 結び』のあらすじと結末でした。
ちはやふるシリーズのネタバレ一覧
映画『ちはやふる 上の句』のネタバレあらすじ(第1作)
映画『ちはやふる 下の句』のネタバレあらすじ(第2作)
映画『ちはやふる 繋ぐ』のネタバレあらすじ(スピンオフ)
映画『ちはやふる 結び』のネタバレあらすじ(完結作)
「ちはやふる 結び」感想・レビュー
-
ちはやふるの前作を見ないまま、最新作を見てしまったというのもあって理解に追いつけないところもありましたが、総じて素敵な青春の形が描かれた感動作品だったなと感じました。こんな青春がしたかったなぁとも思います。
-
ちはやが高校教師となり、競技かるた部顧問に就任し部員を鼓舞するシーンが一番泣け、強烈な印象をおぼえました。
-
面白かったです
-
とても良い青春の映画です、野村周平は格好良すぎ。
また見たいです、応援していますよ、
まさに青春と言えるような内容となっています。かるたに取り組む姿がとてもまぶしかったです。印象に残っているシーンは幾つもありますが、一番は試合をしている場面です。見ていてとてもドキドキしました。私は映画は一作品につき一度しか行かないのですが、この作品だけは二度映画館に見に行きました。それくらい魅力的な作品です。