CUBE 一度入ったら、最後の紹介:2021年日本映画。密室サスペンスの先駆けとなったカナダ映画の「CUBE」を日本版のキャストでリメイクした作品。CUBEの監督のヴィンチェンゾ・ナタリが監修したことも話題になりました。菅田将暉や斎藤工、杏等の豪華キャストが演じています。
監督:清水康彦 出演:菅田将暉(後藤裕一)、杏(甲斐麻子)、岡田将生(越智真司)、田代輝(宇野千陽)、斎藤工(井手寛)、吉田鋼太郎(安東和正)、山時聡真、ほか
映画「CUBE 一度入ったら、最後」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「CUBE 一度入ったら、最後」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
CUBE 一度入ったら、最後の予告編 動画
映画「CUBE 一度入ったら、最後」解説
この解説記事には映画「CUBE 一度入ったら、最後」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
CUBE 一度入ったら最後のネタバレあらすじ:起
謎の立方体を慎重に進む男、上下左右にハッチが存在し、どれが正解か分からない。男はハッチを開けて先に進もうとします。するとトラップが発動、男は腹部を貫かれて死亡してしまいます。
後藤(菅田将暉)が見知らぬ場所で目を覚まします。同じ部屋には越智(岡田将生)と中学生の千陽(田代輝)がいました。後藤にとっては二人共全くの初対面、見知らぬ顔でした。
全員なぜここに連れてこられたのか全く記憶にありません。どうしたらいいのか分からず戸惑っていると、ハッチから井手(斎藤工)という男が入ってきます。井手は靴を投げてトラップの有無を確認し、部屋から部屋へと移動してきました。さらに甲斐(杏)という女性も加わり、5人で脱出すべく動き出します。
後藤達は手慣れている井手についていきました。進んでいくうちに6人目の中年男性、安東(吉田鋼太郎)も加わり、先に進むことになります。
一歩間違えば死亡してしまうトラップに恐れおののきながら進んでいくのですが、その緊張感に段々と消耗していく者が現れ始めました。それぞれが限界を感じ、気持ちが落ちてしまっていた時、後藤がハッチの近くに3桁の数字が書かれている事に気づきます。
CUBE 一度入ったら最後のネタバレあらすじ:承
後藤はその数字が素数の時にはトラップが仕掛けられていることを見抜きました。そしてそれは正解で、後藤達はどんどん先に進むことが出来たのです。
しかし、進めど進めど出口は出てこず、やはり皆の士気はどんどん下がっていきました。そして周囲全体にトラップがある部屋にたどり着きます。戻ろうにもハッチが閉まり、戻ることが出来ません。
仕方なく、音を立てると作動するトラップに注意しながら進むことになりました。ゆっくりと音を立てずに進みますが、越智が音を立ててしまったせいでトラップが作動し、越智の後に続いていた安東が怪我をしてしまい、安東は激怒してしまいます。
後藤達は見取り図がある部屋にやってきました。ようやく全貌が分かったことに皆安堵し、とりあえず端の部屋に向かおうと先に進みます。しかし、何故か最初にいた部屋に戻ってきてしまったのです。
そんなはずはないとざわついていると、どこかに振動を感じました。それにより、部屋が動いているのではないかと仮説を立てて、先に進むことになります。
次々と部屋を進んでいると、後藤の脳裏に過去がフラッシュバックし、動けなくなってしまいました。そんな後藤を井手が助けあげてくれます。そしてトラップのある部屋で千陽が誤って落ちてしまいます。後藤と井手が助けに行くと、トラップが作動しレーザーポインターが彼らを照らします。
CUBE 一度入ったら最後のネタバレあらすじ:転
千陽を助け、井手は後藤に千陽を連れて先に行くように命じます。千陽と共に逃げる後藤、しかし、レーザーポインターを照射するように発射されたレーザーに撃ち抜かれ、井手は死んでしまいました。
井手を失い意気消沈なムードになってしまいますが、後藤は数字に法則性があり、ある座標を示している事に気づきます。それによると、あと4部屋進めば建物の端に着くはずだと断言します。後藤は皆を鼓舞し、先に進もうと言いました。
後藤にまたあのフラッシュバックが起き、また動けなくなってしまいます。アザだらけの少年、何もできない後藤…そんな風景です。そうこうしているうちに鉄格子がいきなり出てきて、部屋を二分してしまいます。
後藤、千陽、甲斐と相性の良くない安東、越智の二手に分かれ、先の部屋に進むことにしました。後藤達がやってきたのはスクリーンのある部屋、そのスクリーンからは後藤の過去が映し出されます。父親に虐待され、それを苦に自殺した弟の姿…何も出来なかった後藤…。映像を見た後藤は絶叫しました。
安東と越智が向かった部屋では二人が仲違いを始めていました。元々そりの合わなかった二人は、激しく罵り合います。越智は安東が油断したのを見て、ハッチの扉で何度も安東の頭を打ちつけて殺してしまいました。血まみれになった越智は笑顔を浮かべます。
後藤達はついに端の部屋までやってきました。ハッチを開くと外は真っ暗な空間が広がっています。底は全く見えず、かなりの深さがあるようです。おおよその予想通り、部屋は動いていました。
CUBE 一度入ったら最後の結末
999の文字が含まれた部屋に戻れば良いという見解を出した後藤、甲斐がさっき見たと言うので、その部屋に戻ることにします。
その途中で越智と合流しました。越智は、安東はトラップにかかり死んでしまったと話します。その後、越智に誘われてやってきた部屋、そこで999の部屋を見つけます。しかし越智が皆を巻き込んで死ぬつもりだった事を知り、後藤は激昂、越智と揉み合いになりました。
形勢が越智有利になった時にトラップが発動し、越智は落ちてきた鉄の棒の串刺しになって死んでしまいます。
甲斐は先に部屋に行っていました。後藤は千陽を先の部屋に押し込むと「先に行け!」と告げます。そして後藤を残してハッチは閉まりました。
甲斐と千陽のいる部屋が動いていきます。やがて出口らしい場所にたどり着きます。そこには長い通路が続いていました。甲斐は千陽に「外に出ても何も変わらないかも」と声をかけますが、千陽は「それでも行かなきゃ」と先に進んでいきました。
千陽を見送った甲斐の正体は運営側のアンドロイドだったのです。黒幕である甲斐はトラップを発動させ、越智にとどめを刺しますが、後藤は満身創痍ながら生き残らせました。
後藤は再びどこかの部屋で目覚めることになります。甲斐は新たに集められた人達の前に現れ「あなた達は誰?」と言うのでした。
以上、映画「CUBE 一度入ったら、最後」のあらすじと結末でした。
「CUBE 一度入ったら、最後」感想・レビュー
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私も見ました
結局、なぜ、集められたのが分からないのが消化不良だけど、まぁまぁ面白かったです
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集められた人々は、罪を持った人なのか…
生きる事を諦めようとした人なのかは謎だけど。
カイが運営側の黒幕のアンドロイドだとしても
なぜ手助けをしたんだろう? -
杏さんはやっぱり、CUBE運営側なのかな?
なんか最後のシーン杏さんの目がAIっぽかったし、中学生の子と一緒に脱出しないで最初の部屋に戻るってのも怪しい
トラップが原作とくらべて雑
原作の低予算だからこそ出来たトラップもある
でもまあまあ面白かった