フラッグ・デイ 父を想う日の紹介:2021年アメリカ映画。父を想う日:1992年、全米にショッキングなニュースが流れた。アメリカ史上最高額の贋札事件で非常に高度な技術を用いて紙幣を偽造した犯人ジョン・ヴォーゲルが、裁判を前にして逃亡した。彼にはジェニファーという娘がいた。父の犯罪の顛末を聞いたジェニファーはこうつぶやく―「私は父が好き」。愛する父親が実は犯罪者だったという衝撃の実話を映画化。原作はジャーナリストのジェニファー・ヴォーゲルの回顧録。
監督:ショーン・ペン 出演:ディラン・ペン(ジェニファー・ヴォーゲル)、ショーン・ペン(ジョン・ヴォーゲル)、ジョシュ・ブローリン(伯父ベック)、ノーバート・レオ・バッツ(ドク)、デイル・ディッキー(祖母マーガレット)、エディ・マーサン(Mr.エマニエル)、ベイリー・ノーブル(デビー)、ホッパー・ジャック・ペン(ニック・ヴォーゲル)、キャサリン・ウィニック(パティ・ヴォーゲル)ほか
ドラマ映画のあらすじ
「フラッグ・デイ 父を想う日」のネタバレあらすじ結末
「女めくら物語」のネタバレあらすじ結末
女めくら物語の紹介:1965年日本映画。マッサージ師鶴子がある冬、一人の実業家に出会い恋心を抱く。東京四ツ谷の花街を背景に、盲目故に臆病になりがちな鶴子の触れる世界が描かれる。原作は舟橋聖一の『女めくら双紙』。カラー作品。
監督:島耕二 出演者:若尾文子(鶴子)、宇津井健(木越)、山下洵一郎(謙吉)、中村鴈治郎(鶴子の師匠)、渚まゆみ(糸子)、倉田マユミ(師匠の妻)、万里昌代(菊千代)ほか
「無頼 殺(バラ)せ」のネタバレあらすじ結末
無頼 殺(バラ)せの紹介:1969年日本映画。元ヤクザ藤田五郎による『無頼 ある暴力団幹部のドキュメント』を原作とする無頼シリーズの第6作。このシリーズでデビューした監督の小澤啓一にとっては4作目となる。東映出身の江原真二郎が渡哲也の兄貴分を好演。
監督:小澤啓一 出演:渡哲也(藤川五郎)、江原真二郎(守山健)、松原智恵子(浅野弓子)、野添ひとみ(守山美奈子)、須賀不二男(剣持儀市)、和田浩治(宇野勲)、郷鍈治(花井鉄次)、水島道太郎(松永政光)、ほか
「新源氏物語」のネタバレあらすじ結末
新源氏物語の紹介:1961年日本映画。週刊文春連載の、川口松太郎が源氏物語を元に著した小説『新源氏物語』を原作とする。市川雷蔵演じる光源氏が禁断の恋の果てに全てを失って都を去るに至る、源氏物語明石の巻の前までに相当するストーリー。まだ宝塚歌劇団在籍中だった寿美花代をはじめとして多彩な女優陣が配された華やかなカラー映画。源氏の父である帝を演じる市川壽海は歌舞伎界の名優で市川雷蔵の養父。
監督:森一生 出演:市川雷蔵(光源氏)、寿美花代(藤壷・桐壷)、若尾文子(葵の上)、中村玉緒(朧月夜)、水谷良重(末摘花) 、水戸光子(弘徽殿女御)、中田康子(六条御息所) 、ほか
「最強のチーム」のネタバレあらすじ結末
最強のチームの紹介:2016年フランス映画。足を故障してしまったサッカーのスター選手マキシム。原点回帰を勧められて監督になった故郷のジュニアチームで、子供たちと触れ合いながら、試合も恋も勝ちを目指す。
監督:トマス・ソリオー 出演:ジェラール・ドパルデュー、シャンタル・ロビー、メディ・サドゥン、イリアン・ベルガラ、ブランシュ・ガールディン、パトリック・ティムシット、バルバラ・カブリダ、ジャン・デル、トマ・ヴァンデンベルク、テオ・フェルナンデーズ、レア・ロペズ、ほか
「バルド、偽りの記録と一握りの真実」のネタバレあらすじ結末
バルド、偽りの記録と一握りの真実の紹介:2022年メキシコ映画。メキシコ人の著名なジャーナリスト兼ドキュメンタリー映画製作者のシルヴェリオは、権威ある国際的な賞の受賞が決まり拠点にしていた米国ロサンゼルスから故郷メキシコへ戻ってきた。しかしこの旅行でシルヴェリオは生きる意味すら見失うほどの出来事に見舞われてしまう。アイデンティティ、メキシコの歴史、家族の絆、成功や死についてなど本質的な問題に対し、シルヴェリオは感情豊かに向かい合っていく。65mmフィルムで撮影されたNetflix映画。
監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ 出演:ダニエル・ヒメネス・カチョ(シルヴェリオ)、グリセルダ・シチリアニ(ルチア)、ヒメナ・ラマドリッド(カミラ)、イケル・サンチェス・ソラーノ(ロレンゾ)、アンドレス・アルメイダ(マルティン)、マール・カラーラ(ルセロ)ほか
「忍びの者」のネタバレあらすじ結末
忍びの者の紹介:1962年日本映画。「赤旗」に連載された村山知義の小説を巨匠・山本薩夫が映画化。左翼イデオロギーを反映させた異色の忍者映画として大ヒットし、後にシリーズ化されている。脚色を担当したのは『赤い陣羽織』でも山本監督と組んだ高岩肇。
監督:山本薩夫 出演:市川雷蔵(石川五右衛門)、伊藤雄之助(百地三太夫)、藤村志保(マキ)、岸田今日子(イノネ)、若山富三郎(織田信長)、小林勝彦(織田信雄)、丹羽又三郎(木下藤吉郎)、西村晃(下柘植の木猿)、加藤嘉(葉蔵)、ほか
「神々の深き欲望」のネタバレあらすじ結末
神々の深き欲望の紹介:1968年日本映画。今村昌平の代表作のひとつ。巫女の神託が重んじられる小さな島を舞台に、近代文明に呑み込まれていく神話的共同体の悲劇を鮮烈に描く。鞍馬天狗シリーズで一世を風靡した時代劇スター、嵐寛寿郎の演技が注目された。キネマ旬報ベストテンでは1位を獲得。
監督:今村昌平 出演:三國連太郎(太根吉)、北村和夫(刈谷)、河原崎長一郎(太亀太郎)、沖山秀子(太トリ子)、松井康子(太ウマ)、嵐寛寿郎(太山盛)、加藤嘉(竜立元)、扇千景(刈谷夫人)、ほか
「にっぽん昆虫記」のネタバレあらすじ結末
にっぽん昆虫記の紹介:1963年日本映画。今村昌平の傑作で代表作のひとつ。コールガール組織の経営者をモデルに、オールロケと同時録音によって本物らしさを追求。自然主義リアリズムを極めた作品としてオールタイム・ベストにしばしば挙げられる。当時のキネマ旬報ベストテンでも1位を獲得。
監督:今村昌平 出演:左幸子(松木とめ)、北村和夫(松木忠次)、吉村実子(松木信子)、河津清三郎(唐沢)、佐々木すみ江(松木えん)、北林谷栄(蟹江スマ)、長門裕之(松波守男)、春川ますみ(谷みどり)、ほか
「少年たちの時代革命」のネタバレあらすじ結末
少年たちの時代革命の紹介:2021年香港映画。2019年、“逃亡犯条例改正案”などに反対する学生たちによって民主化デモが起こり、香港の街は異様な状況に陥っていた。体制への考え方によって大人と子供、友人たち、街の人々は分断され、デモに参加した者は警察によって厳しく取り締まられた。『少年たちの時代革命』はそんなデモに参加しつつ、当時流行ってしまった抗議の自殺を止めるべく奔走する若者たちの姿を描いている。香港で上映禁止となった本作は台湾アカデミー賞で注目され、台湾そして日本などで劇場公開された。
監督:レックス・レン、ラム・サム 出演:ユー・ジーウィン(YY)、レイ・プイイー(ジーユー)、スン・クワントー(ナム)、マヤ・ツァン(ベル)、トン・カーファイ(ルイス)、アイビー・パン(バウ)、ホー・ワイワー(バーニズム)、スン・ツェン(ファイ)、マック・ウィンサム(ゾーイ)ほか
「あのこと」のネタバレあらすじ結末
あのことの紹介:2021年フランス映画。1960年代のフランス。当時、人工妊娠中絶は違法とされ、何らかの処置を受けた女性、それを施した医師や助産師、さらに助言や斡旋をした者まで懲役と罰金が科されていた。そんな時代に望まぬ妊娠をした大学生のアンヌが、自らが願う未来をつかむためにたったひとりで戦うことを決意する。原作は2022年のノーベル賞文学賞受賞作家アニー・エルノーが自ら経験した実話をもとに書き上げた小説『事件』。本作は英国アカデミー賞、セザール賞の監督賞にノミネートされた。
監督:オードレイ・ディヴァン 出演:アナマリア・ヴァルトロメイ(アンヌ)、ケイシー・モッテ・クライン(ジャン)、ルアナ・バイラミ(エレーヌ)、ルイーズ・オリー・ディケロ(ブリジット)、サンドリーヌ・ボネール(ガブリエル/アンヌの母親)、アナ・ムグラリス(リヴィエール/闇医者)、ファブリツィオ・ロンジョーネ(ラヴィンスキー医師)ほか
「小原庄助さん」のネタバレあらすじ結末
小原庄助さんの紹介:1949年日本映画。名匠清水宏の戦後の代表作のひとつ。盟友である岸松雄が製作を担当、オリジナル脚本を共同で描き下ろした。戦後の世界に対応できないお人好しの大地主の悲哀をユーモラスに描いている。時代劇の大スター大河内傳次郎の飄々とした演技が見事。
監督:清水宏 出演:大河内傳次郎(杉本左平太)、飯田蝶子(おせき婆)、風見章子(おのぶ)、清川荘司(和尚)、日守新一(吉田次郎正)、坪井哲(正太郎)、田中春男(紺野青造)、杉寛(茂作老人)、宮川玲子(おりつ)、鮎川浩(哲男)、鳥羽陽之助(小六)、ほか
「赤い殺意」のネタバレあらすじ結末
赤い殺意の紹介:1964年日本映画。『にっぽん昆虫記』に続いて製作された今村昌平監督の傑作。藤原審爾のサスペンス小説を長谷部慶治と監督自身が土着性あふれるドラマに脚色。強姦されることでかえって強くなっていく女性の心理をオールロケによる生々しい映像で描いている。春川ますみが好演。
監督:今村昌平 出演:春川ますみ(高橋貞子)、西村晃(高橋吏一)、露口茂(平岡)、赤木蘭子(高橋忠江)、楠侑子(増田義子)、加藤嘉(高橋清三)、小沢昭一(田丸和幸)、北村和夫(高橋清一郎)、橘田良江(高橋波江)、北林谷栄(高橋きぬ)、宮口精二(宮田源次)、殿山泰司(楽士ベレー)、ほか
「金閣寺」のネタバレあらすじ結末
金閣寺の紹介:1976年日本映画。三島由紀夫の『金閣寺』の2度目の映画化。前作(市川崑監督『炎上』)と違って低予算の映画だが、高林監督の美意識が全編に行き渡り、見応えのある佳作になっている。美術監督として有名な西岡善信が製作も担当。
監督:高林陽一 出演:篠田三郎(溝口)、市原悦子(母)、柴俊夫(鶴川)、横光勝彦(柏木)、島村佳江(有為子)、内田朝雄(老師)、加賀まり子(生け花の師匠)、水原ゆう紀(洋館の令嬢)、テレサ野田(まり子)、ダン・ケニー(アメリカ兵)、ほか
「ミセス・ハリス、パリへ行く」のネタバレあらすじ結末
ミセス・ハリス、パリへ行くの紹介:2022年イギリス映画。戦争で夫を失ったハリスは平凡な家政婦です。そんな彼女の憧れはディオールの華麗なドレスを着ること。幸運から大金を手にした彼女はパリで開かれるディオールのファッションショーに向かいますが、大騒動に巻き込まれることになります。本作は、平凡な女性が華麗なドレスに憧れ夢を実現するまでの騒動を描いたコメディ映画です。
監督:アンソニー・ファビアン 出演:レスリー・マンヴェル(エイダ・ハリス)、イザベル・ユペール(クロディーヌ・コルバート)、ジェイソン・アイザックス(アーチー)、ランベール・ウィルソン(シャサーヌ侯爵)、アルバ・バチスタ(ナターシャ)、リュカ・ブラヴォー(アンドレ・フォーベル)、ローズ・ウィリアムズ(パメラ・ペンローズ)、ほか