新宿スワンIIの紹介:2017年日本映画。スカウトマンが増えた新宿でバーストと渋谷のスカウトパラサイツが縄張り争いをしていた。そんな中バースト社長が島を増やすと言いだす。横浜進出だ。横浜には白鳥龍彦と関玄介が行くことになった。横浜には関の因縁の相手で横浜を仕切る滝正樹、突然バーストから姿を消した洋介がいるという。そして滝が仕切る横浜ウィザードと新宿バーストの戦いが始まる。
監督:園子温 出演:綾野剛(白鳥龍彦)、浅野忠信(滝マサキ)、伊勢谷友介(真虎)、深水元基(関玄介)、金子ノブアキ(葉山豊)、ほか
映画「新宿スワンII」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「新宿スワンII」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
新宿スワンIIの予告編 動画
映画「新宿スワンII」解説
この解説記事には映画「新宿スワンII」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
新宿スワンIIのネタバレあらすじ:起
新宿でスカウトをしている白鳥龍彦。新宿で出会った小沢真弓は200万の借金があり龍彦に相談した。渋谷のスカウト、パラサイツの森長千里が喧嘩を仕掛けてくる。事務所に戻ると手を打ったはずのパラサイツが問題になっていた。そんな中社長が横浜に島を広げると言いだした。関玄介と龍彦が横浜に行くことになった。横浜には突然消えた洋介がいるという噂だ。真虎と関は涼子の店で話した。横浜には関の因縁の相手滝正樹がいた。滝は横浜を仕切っていて薬をさばいていた。消えた洋介は滝の所にいて薬を使用していた。
新宿スワンIIのネタバレあらすじ:承
全日本酒販売連合会の会長住友は滝に1億渡した。龍彦は涼子の店に働く真弓に会いに行き横浜行きを伝えた。そして関と龍彦は横浜に到着した。関は昔滝の身代わりに検察に捕まった。関は滝に電話した。横浜でのスカウトは大変だった。そして横浜のスカウト、ウィザードとバーストが喧嘩になった。バーストのケツ持ち紋舞会会長天野が滝に5000万で買収された。新宿にウィザードが乗り込んできた。バースト社長達は暴力団総長田坂昇に頭を下げた。滝が手を回した事を説明するが信じてもらえなかった。龍彦は住友に会いスカウトの許可をもらった。そして集めた女性でコンテストを開くと言いだした。スカウト中ウィザードが現れそこに洋介がいた。滝に呼ばれ龍彦はボコボコにされる。関は悪徳刑事砂子に会い滝の薬の密売の場所を聞いた。滝は昔出所した関に金を渡し横浜を追い出した。関は金は受け取らなかった。ある日涼子の店がウィザードにボロボロにされてしまう。龍彦たちが新宿に駆けつけた。新宿の街でウィザードとバーストは喧嘩した。龍彦はその顔で真弓に会いに行った。真弓は借金が増える一方だった。話を付けに龍彦が金融屋に乗り込んだ。そこは龍彦の知り合いだった。真弓の債権は売ってしまったという。真弓は橋から飛ぼうとした。龍彦は止めたが飛んでしまった。すかさず龍彦も飛び込み助けた。
新宿スワンIIのネタバレあらすじ:転
涼子は天野の元を訪れた。望みを何でも聞くから店の修復費諸々2億とウィザードを切りバーストに戻る事を要求。滝は田坂に呼ばれた。紋舞会の事で田坂が激怒した。滝は薬の密売を止めると言った。龍彦は滝の女アリサに呼ばれ薬の中毒になった洋介に会った。アリサは洋介を連れて逃げてと言った。コンテストのためにスカウトした女性がウィザードに流れた当日を迎える。滝は砂子から銃を手に入れた。その銃で田坂を打った。関が出所の時田坂は滝に関を殺すか金で追い出すか迫られ関を守るために横浜から追い出したのだ。コンテスト会場に涼子と圧倒的人数の店の女の子が駆けつけた。真虎が頼んだのだ。一方薬の取引の場所には関がいた。アリサと洋介が取引をする。そして滝が来た。関もその場に現れた。殴り合いになり拳銃が洋介の足元に飛んだ。真弓をコンテストに出し龍彦は関の元へ駆けつけた。龍彦と滝の一騎打ちが始まった。龍彦は必死に食らいついた。滝は関に過去のことを悔やみ謝った。そして洋介が滝に銃口を向けた。そして滝は打たれた。打ったのは田坂の組の男が打ったのだ。滝は息絶えた。
新宿スワンIIの結末
田坂を打った滝の銃を洋介から取り上げ関は洋介を新宿に連れて帰れと言った。そこに葉山が現れる。洋介を薬漬けにしたのは秀吉で、秀吉を殺したのは洋介だと言った。洋介も認めた。コンテストはバーストチームが優勝した。関は滝の事務所で手紙を見つけた。横浜はお前のものだ、ありがとうと書かれていた。葉山は日常に戻り洋介は病院に行った。関は横浜に戻り、龍彦は洋介が認めた秀吉殺しを信じられず、葉山の事も疑っていた。すべての真実がわからぬまま新宿の街にスカウトへと繰り出すのであった。
全体を通して新宿という街で繰り広げられるもろもろを描いています。スカウトという仕事に怖いイメージがありましたが、この映画の中の主人公の龍彦の自分がスカウトした女性は必ず幸せにするという姿勢と純粋なキャラクターが良いので見ていてほっこりする場面があります。スカウトされている女性達も様々な事情があり、幸せになってほしいと思いますが切ないシーンもいくつかあります。スカウトマン達のキャラクターがそれぞれ個性的で楽しめます。