映画「ムービー43」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ムービー43の紹介：2013年アメリカ映画。ある映画製作会社に一人の男が現れる。男はその会社のプロデューサーにいくつかの映画の脚本を持参していた。しかしそのどれもが酷い出来でプロデューサーはことごとく却下。しかしそれが男をある行動に駆り立ててしまう。ヒュー・グラント、ケイト・ウィンスレットを始めとする豪華俳優陣が集結したコメディ。
監督：ピーター・ファレリー、グリフィン・ダン、ブレット・ラトナー、スティーブン・ブリル、エリザベス・バンクス、ジェームズ・ガン、ウィル・グラハム 出演：ケイト・ウィンスレット、ヒュー・ジャックマン、クリス・プラット、アンナ・ファリス、エマ・ストーン、ユマ・サーマン、クリステン・ベル、ハル・ベリー、ジェラルド・バトラー、ジョシュ・デュアメル、リチャード・ギア、クロエ・グレース・モレッツ、ナオミ・ワッツ、テレンス・ハワード ほか
この解説記事には映画「ムービー43」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
映画プロデューサーの男の元にある男性が姿を現す。脚本を持参したとしてその日アポを取っていた男性だった。しかし本当の所は警備員を無理やり突破し半ば強引にこの部屋に入ったのだ。仕方なくその男性の企画を聞くことにしたが持参したその脚本の出来がお世辞にもいいものとは言えなかった。最初に聞かされたのは二人の男女の物語。どこにでもいる普通の男女の恋、そう思われていたが実は男に秘密があった。その男の首には睾丸のようなものがぶら下がっている。それは酷い内容の話だった。
最初の酷い脚本から立て続けに男は自分の脚本を披露し始めた。そのどれもが酷く下品な内容だった。最初の睾丸男の話から始まり恋人に便をかけられることを望まれた男性、突然の生理が男達をパニックに陥れる少女の悲劇など映画にするには厳しいものばかりだった。もちろんプロデューサーはその企画を断った。しかし男はそれにめげることなく、むしろ自分の脚本に強い自信を抱き自身の脚本で映画を作ることを求めた。その企画に呆れたプロデューサーもまた強く否定、すると男は懐から銃を取り出し突きつけた。
銃を取り出した男はさらに強く求めた。それに抗うことのできなくなったプロデューサーは自分には決定権がないとし上司に助けを求めることにした。上司の元へと向かう途中も彼は自身の脚本を聞かせる。もちろんそれもまた酷い出来で聞くに耐えないものだった。会議中だった上司の部屋へ入る二人、銃を突きつけられていることに気付かない上司の男は部下のプロデューサーを強く非難。彼の妻との浮気も暴露しその場から二人を追い出してしまう。部屋を出る際企画を通すことを許可されたプロデューサー、男はそれに喜ぶも彼は妻の浮気が周囲にばれたことに腹を立てる。
自身の企画が通ることを許可された男は有頂天になりさらに酷い脚本を聞かせる。開き直ったプロデューサーはその脚本で映画を撮りその酷さを世間に露見、会社の批判を促そうと考えた。そうなるとプロデューサーの男もまた怒りがふつふつ湧きあがりついに彼は男の銃を取り部屋を飛び出してしまう。向かったのは上司の元だった。その頃には立場は逆転、さっきまで銃を突きつけていた男は暴力は何も生まないとプロデューサーを説得する。しかし話を聞かない彼は上司に銃を突きつける、だが上司もまた銃を隠し持っていた。そしてプロデューサーに向け数発放った。
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