全員、片想いの紹介:2016年日本映画。ラジオパーソナリティの三崎遥は7週連続切ない片思いの特集をすることになった。第1週幼馴染との片思い。第2週上司への片思い。第3週耳の聴こえない少女の片思い。毎週毎週片思いをラジオで伝える中、三崎自身も同じラジオ局の由衣が気になって行く。それぞれの愛おしく切ない片思いと、三崎と由衣の恋の行方は。
出演:加藤雅也(三崎遥)、芳賀優里亜(由依)、伊藤沙莉(ノムラ)、中川大志(サタケ)、広瀬アリス、斎藤工、志尊淳、千葉雄大、清水富美加、橋本マナミ、ほか
映画「全員、片想い」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「全員、片想い」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
全員、片想いの予告編 動画
映画「全員、片想い」解説
この解説記事には映画「全員、片想い」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
全員、片想いのネタバレあらすじ:1
ラジオパーソナリティ三崎遥が7週連続で片思い特集をすることになった。
第1週MY NICKNAME is BUTATCHI。ノムラは幼馴染のサタケにブタっちと呼ばれていた。密かに想いを寄せている。サタケの彼女で友達のカンザキから生理が来ないと言われ動揺するノムラ。カンザキに呼ばれ授業を屋上でサボった。ノムラのサタケへの気持ちを知ってるカンザキは恋と友情で悩んでいた。友情を選ぶノムラはカンちゃんが嫌な奴なら良かったのに・・・と言った。帰り道ノムラはサタケに会う。鬼ごっこしようと言った。海辺を全力で走るもなかなか捕まえられない。ノムラはサタケの背中に抱きついた。想いを告げずに背中を押しバカと一言、走り去るノムラだった。
全員、片想いのネタバレあらすじ:2
第2週僕のサボテン。広告代理店で働く冴えない男木下透。頭が良くて仕事が出来チクチクトゲのある言葉を発する今井咲。仕事で失敗し落ち込む透。咲は会社のサボテンに水をやりポンコツと名付け透のライバルにしようと言い咲なりの言葉で励ました。咲は元気のないポンコツに話し掛けてた。そんな咲を見て透は咲の笑顔が見たいと思うようになる。透は今までに無い位仕事を頑張った。プレゼンにも勝った。透が独り立ちだ切るようになり咲のニューヨーク行きが決まる。二人で乾杯したが元気の無い透が突然咲を抱きしめた。それから透は落ち込み蕾の咲いたサボテンを眺めその花を食べ微笑むのであった。
全員、片想いのネタバレあらすじ:3
第3週サムシングブルー。内気な少女希美は美容師の真一に想いを寄せていた。プレゼントを持ちお店に行くが手話で対応され戸惑い逃げ出してしまう。すると真一からの手紙が届く。耳の聴こえない希美は手話ができなかった。その謝罪とお店を開き悩んでいた真一を助けたのが希美の笑顔だと。大切なお客さんだと書かれていた。その後店に行きスマホで会話をし、みんなで出掛けた。そこに居たのは真一の彼女で結婚することを知る。引きこもる希美だがおめでとうを言いに行くが店に飾られたうウェディングドレスに触り逃げ出してしまう。それから10年後希美が結婚することになりヘアメイクを担当するのが真一だった。
全員、片想いのネタバレあらすじ:4
第4週片思いスパイラル。イケメン女子の留学生ソヨン。ルームメイトのユキに惹かれていた。ユキを連れ男友達のハジメと3人で飲みに行きユキはハジメが気になりだす。ソヨンはユキのためにハジメにデートしてやってと頼んだ。デートに慣れてないユキにソヨンはデートの仕方を教えた。デートに行ったユキが帰ってきた。何にもなくて落ち込んでいた。ハジメはソヨンのためにデートをしたが気を持たせるような事はしたくなかった。ソヨンはその日絡んできた男と喧嘩をして帰ってきた。心配するユキ。その後ハジメとの関係は変わらなかった。そしてユキにも恋人ができる。それを見てユキには自分じゃない他の男が似合うとソヨンは思いながら自分らしく生きるのであった。
全員、片想いのネタバレあらすじ:5
第5週嘘つきの恋。マナはクラブで飲んでいた。ナンパしてくる男には彼氏がいると嘘を言った。男たちはそれでも誘ってくる。クラブで泥酔したマナを介抱してくれたマコトにも同じことを言った。マコトは純粋に信じ何故上手くいかないのか、力になるよと言ってくれた。二人はそれから何度も会った。LINEにもすぐ返事をくれるがマコトからは来なかった。どんどんマコトに惹かれていった。そして急にマコトを呼び出した。何故自分に優しいのか尋ねた。するとマコトは彼氏がいると言ったマナに恋愛感情を持たれてないとショックを受けたがマナの幸せを想い良き相談相手になってくれたのだ。違うと言おうとした時マコトのバイト先の女の子が来た。マナはバイバイと明るく振る舞いその場を離れて泣いた。そして想いを伝えにマコトの元へ向かうのだった。
全員、片想いのネタバレあらすじ:6
第6週あさはんのゆげ。風花は夏の間母が家を空けることになり家を任された従兄の要と暮らすことになった。要とはほとんど会った事のない従兄だ。風花は人を近づけさせないように生きて来た。ぬか漬けを作り家事やご飯支度をする要に風花は怒り家を飛び出した。そんな風花を要は迎えに行き二人で朝ごはんを食べた。それから風花は心を許したように料理を教えてもらったり勉強を教えてもらったりドライブをして過ごした。そして要がいなくなる日、要はぬか漬けの香りのする手を風花に嗅がせた。風花はまたねと泣いた。それから風花は毎朝ぬか漬けを作るのであった。
全員、片想いのネタバレあらすじ:7
第7週イヴの贈り物。美里は介護施設に働いていた。そこに気難しい老婦人の静。介護見習いの青年の穣が施設にやってきた。彼はいとも簡単に静の心を開いた。だがある日静は認知症になった。穣は児童施設でお世話になった人のお葬式に行くと言い介護施設を休み静さんを頼みますと美里に言った。施設のクリスマスイベントの日、静は部屋から出て来なかった。静は部屋でお化粧をしていた。その夜部屋を訪れた美里は庭で静が亡くなっているのを発見する。翌朝穣が帰ってきて静の死を知る。静の心は15歳になり穣に恋をしていたのだ。静は穣に恋文を書いていた。熱く切ない恋文だ。穣は海外で医療の勉強をするため旅立つのであった。
パーソナリティーの三崎は7週終わり打ち上げをし仲間の由衣の誕生日を祝った。プレゼントを用意していた三崎だったが、恋人と幸せそうに歩く由衣を見てプレゼントを置き静に立ち去るのであった。
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