仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダーの紹介:2017年日本映画。石ノ森章太郎原作の特撮ドラマ「平成仮面ライダー」シリーズより“ビルド”“エグゼイド”“ゴースト”“鎧武”“フォーゼ”“オーズ”の歴代6大仮面ライダーとオリジナルキャストが登場するSF超大作です。6人の仮面ライダーが大槻ケンヂ(筋肉少女帯、特撮)演じる悪の科学者の野望に立ち向かいます。
監督:上堀内佳寿也 出演:犬飼貴丈(桐生戦兎/仮面ライダービルド)、飯島寛騎(宝生永夢/仮面ライダーエグゼイド)、西銘駿(天空寺タケル/仮面ライダーゴースト)、佐野岳(葛葉紘汰/仮面ライダー鎧武)、福士蒼汰(如月弦太朗/仮面ライダーフォーゼ)、渡部秀(火野映司/仮面ライダーオーズ)、三浦涼介(アンク)、赤楚衛二(万丈龍我/仮面ライダークローズ)、大槻ケンヂ(最上魁星/カイザー/カイザーリバース/バイカイザー)ほか
映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダーの予告編 動画
映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL」解説
この解説記事には映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダーのネタバレあらすじ:起
仮面ライダーエグゼイド(声:飯島寛騎)と仮面ライダーパラドクス(声:甲斐翔真)がバグスターウィルスと戦っている最中、突如どこからともなく仮面ライダービルド(声:犬飼貴丈)が現れ、エグゼイドの能力をフルボトルに吸収して去っていきました。(映画「仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング」参照)
ある日、桐生戦兎(犬飼貴丈)が目覚めると、その手にはエグゼイドの能力が詰まったフルボトルが握られていましたが、戦兎は夢の中の出来事かと思って特に心当たりはありませんでした。そこへスマッシュの目撃情報が入り、戦兎は現場へ向かおうとしますが、成り行きで仮面ライダークローズへの変身能力を得てしまった万丈龍我(赤楚衛二)にとっては、なぜ戦兎がそこまでして人々のために戦うのかが理解できませんでした。戦兎と龍我が現地に向かうと、そこには見たことのない怪人“ネビュラバグスター”の集団がおり、戦兎はビルド、龍我はクローズに変身して立ち向かうも攻撃が全く効かず、ビルドはエグゼイドのフルボトルを使って“エグゼイドフォーム”に変身すると倒せました。そこへ謎の戦士・カイザー(声:大槻ケンヂ)が現れ、平行世界移動装置「エニグマ」を起動させるとクローズを別の世界へ飛ばしてしまいました。
仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダーのネタバレあらすじ:承
龍我が飛ばされた世界では、鏡飛彩(瀬戸利樹)、花家大我(松本享恭)、九条貴利矢(小野塚勇人)らドクターライダーたちがネビュラバグスターと交戦、エグゼイドへの変身能力を失ったままの宝生永夢(飯島寛騎)らは襲われた人々の救助に奔走していました。龍我の元いた世界では日本は巨大な壁“スカイウォール”により“東都”“北都”“西都”の3つに分裂していましたが、永夢らの世界では日本は分裂しておらず、状況の掴めない龍我は混乱しました。一方、パラド(甲斐翔真)はビルドを追ってスカイウォールのある世界に飛んでおり、永夢とはエグゼイドのフルボトルで交信をしました。パラドは戦兎からエグゼイドのフルボトルを返してもらおうとしましたが、そこに行方をくらましていた石動惣一(前川泰之)が現れ、今回の事件の黒幕はかつて東都先端物質学研究所の科学者だった最上魁星(大槻ケンヂ)であること、龍我は平行世界に飛ばされたことを告げました。その後の調べにより、最上は葛城巧(木山廉彬)とともに「エニグマ」を開発していたこと、ビルドの世界とエグゼイドの世界が「エニグマ」により引き寄せられており、このままではあと24時間以内に衝突して双方の世界が滅亡しかねないということがわかりました。一方、エグゼイドの世界ではドクターライダーらの前に、この世界にいるもう一人の最上が変身したカイザーリバースが現れ、ドクターライダーらの変身能力を奪っていきました。ライダーたちの危機に天空寺タケル(西銘駿)が駆け付け、仮面ライダーゴーストに変身して応戦、タケルの相棒・山ノ内御成(柳喬之)に頼まれた檀黎斗神(岩永徹也)が開発したビルドのガシャットによりドクターライダーは一時的に変身が可能となりました。龍我はなぜライダーたちが命を賭けてまで人々のために戦うか理解できないままクローズに変身して戦うことになりましたが、突然発生した地割れに落ちそうになり、駆け付けた永夢と火野映司(渡部秀)に助けられました。
仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダーのネタバレあらすじ:転
今や天ノ川学園高校の新米教師である如月弦太朗(福士蒼汰)の親友でフリージャーナリストのJK(土屋シオン)の調査により、エグゼイド世界での黒幕は世界各地で暗躍する秘密結社“財団X”であることがわかり、永夢と映司、龍我はアジトに向かうと、そこにはエグゼイド世界でのもう一人の最上魁星(大槻ケンヂ(二役))がいました。もう一人の最上はグリードを差し向け、映司には偽者のアンク・グリード体をぶつけました。しかし、映司の持つ割れたコアメダルが偽アンクの身体と融合、ここにアンク(三浦涼介)が一時的ながら復活を果たしました。アンクからメダルを受け取った映司は仮面ライダーオーズに変身、もう一人の最上はアジトに火を放って龍我らを焼き殺そうとしたその時、弦太朗が仮面ライダーフォーゼに変身して龍我らを助けました。弦太朗は天ノ川学園高校に隠されていたエグゼイド世界の「エニグマ」を発見、永夢は内部に潜入しました。一方、ビルド世界の「エニグマ」を探していた戦兎とパラドは最上のホログラムに遭遇、葛城の裏切りによって半身に重傷を負ったこと、太陽系の惑星が一直線に並ぶタイムリミットの瞬間に二つの世界が交わると両世界の最上が融合して不老不死の力を得るということをしりました。その後、地球の危機を知って銀河の果ての惑星から駆け付けた“始まりの男”葛葉紘汰(佐野岳)が戦兎とパラドを助け、敵兵を引き付けている間に二人は「エニグマ」内部に潜入、永夢と連絡を取りながら「エニグマ」を止めようとした戦兎は突如秘策を思いつき、わざと「エニグマ」の出力を最大限に上げるよう提案しました。
仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダーの結末
二つの世界の衝突が迫るなか、エグゼイド世界に渡った戦兎は永夢にエグゼイドの力を返し、パラドと融合した永夢は仮面ライダーエグゼイドに変身しました。ここにビルド・エグゼイド・ゴースト・鎧武・フォーゼ・オーズの6大ライダーが集結、6人はそれぞれのバイクを駆り、敵の戦闘員“ガーディアン”の包囲網をかいくぐって「エニグマ」を目指します。一方、ライダーたちが自分を捨ててでも立ち向かう姿を目の当たりにしてきた龍我は、ようやく自分の戦う意味を見つけ、自分を信じてくれた人たちのために戦うことを決意するとクローズに変身しました。ゴースト・鎧武・フォーゼ・オーズがそれぞれ最強フォームに変身してガーディアン部隊と対峙するなか、融合した二つの「エニグマ」に潜入したビルドとエグゼイドの前に二人の最上が現れ、融合した最強形態“バイカイザー”として牙を向きました。ライダーたちやクローズがガーディアン部隊を次々と撃破するなか、フォーゼは“ムテキゲーマー”に、ビルドは“ラビットタンクスパークリング”に変身、バイカイザーを圧倒します。戦兎の秘策とは、敢えて二つの世界の融合を早めることでカイザーのパワーアップのタイミングをずらし、不老不死の力を与えないようにすることでした。ビルドの“勝利の法則”は的中し、ビルドとエグゼイドは必殺技“ライダーキック”を発動してバイカイザーを打ち破り、「エニグマ」の破壊に成功しました。二つの世界は元通りになり、ビルドとクローズはエグゼイドらレジェンドライダーとの友情を深めて元の世界に帰っていきました。力を使い果たしたアンクは元の割れたコアメダルに戻り、映司は未来でアンクを復活させることを誓いました。紘汰はこれからも生まれ故郷の地球を見守っていくことを誓い、タケルや弦太朗も元の生活に戻っていきました。一方、元の世界に戻った戦兎と龍我はスマッシュの目撃情報を知り、現場に急ぎました。現場では、“北都”から来たと思われる謎のライダー、仮面ライダーグリスが二人の戦いを見つめていました。
終始手に汗握る展開で、むちゃくちゃ面白かったです!
仮面ライダービルドの万丈に焦点を当て、「なぜヒーローとして戦うのか」という疑問に、レジェンドライダー達が背中で答えるようにして戦うのが格好よかったです。
個人的にはパラドが好きなので、かなり目立つポジションにいて嬉しかったです。(変身はしませんでしたが。)永夢と再会した後のパラドの態度がすごく可愛かったです。
戦兎とパラド、永夢と龍我という珍しい組み合わせも面白かったです。ヒロイン達皆の共演が見れなかったのが残念ですが、ヒーロー達の共闘がすごく素敵な映画でした!