鬼滅の刃 鼓屋敷編の紹介:2020年日本作品。TVアニメ「鬼滅の刃」の第11話~第14話を再編集した特別編。次の任務地に向かう竈門炭治郎は、途中で同期の隊員である我妻善逸と出会います。泣き叫ぶ善逸をなだめつつ山の中を進むと、屋敷の前でさらわれた兄を探す兄妹に出会いました。そして、屋敷の中に入った炭治郎は、そこで鼓を打つことで部屋を回転させる鬼、響凱と猪の被り物をした不思議な人間に遭遇します。その猪の被り物をした人間は、炭治郎や善逸と共に最終選別を生き残った同期の隊員の嘴平伊之助でした。
監督:外崎春雄 声優:竈門炭治郎(花江夏樹)、竈門禰豆子(鬼頭明里)、我妻善逸(下野紘)、嘴平伊之助(松岡禎丞)、響凱(諏訪部順一)、鬼舞辻無惨(関俊彦)、鱗滝 左近次(大塚芳忠)、ほか
映画「鬼滅の刃 鼓屋敷編」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「鬼滅の刃 鼓屋敷編」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
鬼滅の刃 鼓屋敷編の予告編 動画
映画「鬼滅の刃 鼓屋敷編」解説
この解説記事には映画「鬼滅の刃 鼓屋敷編」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
鬼滅の刃 鼓屋敷編のネタバレあらすじ:起
浅草を離れ、次の任務地がある南南東の方向に歩いていた竈門炭治郎は、道の真ん中で女性に「結婚してくれ」と泣き叫ぶ同期の鬼殺隊隊員の我妻善逸<あがつま ぜんいつ>と出会いました。炭治郎は、嫌がる女性から善逸を引き剥がすと、任務地へ一緒に向かいました。
山中の屋敷前で炭治郎達は、さらわれた兄の清を探す正一とてる子と出会いました。正一とてる子は「清はこの屋敷の中に連れ込まれた」と言いました。炭治郎は、禰豆子が入った箱を正一とてる子に託すと、善逸と共に屋敷の中に入りました。
しかし、正一とてる子は、箱から音がすると、炭治郎達の後を追って屋敷の中に入ってきました。そのとき突然、鼓の音がすると、炭治郎とてる子は別の部屋の中にいました。そこにこの屋敷に住む鬼である響凱<きょうがい>が入ってきました。
炭治郎は響凱を攻撃しますが、響凱が鼓を鳴らすと、部屋が突然90度回転し、炭治郎は壁の方に引き寄せられました。炭治郎は、これは響凱が持つ異能の力の仕業であることに気付いたとき、突然、猪の被り物をした不思議な人間がやってきました。
炭治郎は、猪人間が日輪刀を持っているのを見て、猪人間も鬼殺隊の隊員であることに気付き、愕然としました。
鬼滅の刃 鼓屋敷編のネタバレあらすじ:承
猪人間は、炭治郎を無視して響凱を攻撃しますが、響凱が再び鼓を鳴らしたことで、炭治郎とてる子は別の部屋に飛ばされてしまいました。そしてそこで炭治郎達は、さらわれた清と出会いました。
そのころ、善逸は正一といましたが、別の鬼と遭遇して逃げ出し、行き止まりの部屋に追い詰められてしまいました。そこで善逸は、恐怖のあまり気を失って倒れてしまいますが、次の瞬間善逸は立ち上がり、鬼を一瞬のうちに切ってしまいました。その後、我に返った善逸でしたが、鬼を切ったことはまったく覚えていませんでした。
炭治郎が清の傷の手当てをしていると、鎹鴉<かすがいがらす>がやってきて、「清は鬼にとってとても栄養があるまれ血を持っている」と言いました。つまり響凱は、清のまれ血を求めて清をさらったのでした。そこへ、清を探して響凱がやってきたので、炭治郎は2人を逃がすと、響凱を攻撃しました。
鬼滅の刃 鼓屋敷編のネタバレあらすじ:転
炭治郎は、響凱の部屋を回転させる力で足下が定まらず苦戦しますが、部屋の回転に慣れてくると、一瞬の隙をついて響凱のふところに飛び込み、響凱の首を切ることに成功しました。
炭治郎は、隠れていた清とてる子を連れて外に出たところ、猪人間の攻撃から、善逸が禰豆子の入った箱を守っているところに出くわしました。一足早く屋敷の外に出た善逸でしたが、そこに猪人間も出てきました。善逸は、猪人間の声を聞いて、自分たちと一緒に最終選別に合格した人間であることに気付きました。
猪人間は、箱の中に鬼が居ることに気付き、箱を攻撃しようとしますが、その前に善逸が立ちはだかりました。実は、善逸も箱の中に鬼がいることに気付いていましたが、「炭治郎が大切にしているものなので手出しはさせない」と身を挺して箱を守りました。
猪人間は、箱を奪おうと善逸をボコボコにしますが、それでも善逸は箱を守りました。業を煮やした猪人間が、善逸ごと箱に剣を突き刺そうとしたとき、怒りに震える炭治郎が猪人間に飛びかかりました。
鬼滅の刃 鼓屋敷編の結末
炭治郎は、一撃で猪人間をたたきのめすと、「隊員どうしで刀を抜くのは御法度だ」と叫びました。すると猪人間は、素手でやりあおうと言って炭治郎に殴りかかりました。二人は激しい戦いを繰り広げますが、炭治郎が猪人間に頭突きをすると、その衝撃で猪人間の猪の被り物が落ちてしまいました。
猪人間は、嘴平伊之助<はしびら いのすけ>と名乗りますが、その直後に気絶してしまいました。その後炭治郎は、気がついた伊之助と善逸を連れて山を下り、清達と別れますが、そこへ鎹鴉がやってきて「付いてこい」といいました。炭治郎達は、鎹鴉の後をついて行くと、門に藤の家紋が描かれた屋敷に着きました。
鎹鴉は、3人が負傷しているので、ここで完治するまでここで休息するように言いました。その夜、善逸は炭治郎になぜ鬼を連れているのかを尋ねました。そのとき、昼間善逸が守った鬼が入っている箱が揺れて、善逸は、恐怖のあまり飛び回りますが、箱から出てきた禰豆子を見ると固まってしまいました。
善逸は「こんなかわいい子を連れているのか」、と炭治郎に嫉妬し、そして、箱を守って伊之助に殴られ蹴られて負傷したことを責めると、刀を抜いて全力で炭治郎に襲いかかりました。
以上、映画「鬼滅の刃 鼓屋敷編」のあらすじと結末でした。
鬼滅の刃シリーズのあらすじ一覧
1. 鬼滅の刃 兄妹の絆
2. 鬼滅の刃 浅草編
3. 鬼滅の刃 鼓屋敷編
4. 鬼滅の刃 那田蜘蛛山編
5. 鬼滅の刃 柱合会議・蝶屋敷編
6. 鬼滅の刃 無限列車編
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