鬼滅の刃 兄妹の絆の紹介:2019年日本映画。大人気の同名原作マンガをTVアニメ化するにあたり、それに先駆けて1話から5話までを先行限定上映したものが「鬼滅の刃 兄妹の絆」となります。大正時代を舞台に、炭治郎が鬼と化した妹・禰豆子を人間に戻すべく、鬼殺隊となって戦う姿を描く。まるで実写のように美しい情景と迫力あるバトルシーンが話題となりました。
監督:外崎春雄 原作:吾峠呼世晴 声優:花江夏樹(竈門炭治郎)、鬼頭明里(竈門禰豆子)、櫻井孝宏(冨岡義勇)、大塚芳忠(鱗滝左近次)、梶裕貴(錆人)、加隈亜依(真菰)、浪川大輔(鋼鐵塚)、ほか
映画「鬼滅の刃 兄妹の絆」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「鬼滅の刃 兄妹の絆」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
鬼滅の刃 兄妹の絆の予告編 動画
映画「鬼滅の刃 兄妹の絆」解説
この解説記事には映画「鬼滅の刃 兄妹の絆」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
鬼滅の刃 兄妹の絆のネタバレあらすじ:起
父を亡くし小さな兄妹たちと体の弱い母のため一人働く長男の竈門炭治郎。町に炭を売りに行き、一夜明け、家に帰ると血まみれの家族達の姿がありました。混乱の中、辛うじて息があった妹・禰豆子を助けるため抱えて走っていると、禰豆子が鬼と化して炭治郎に襲いかかります。
どうにか治めようとしても言うことを聞きません。逆に炭治郎が危うくなってしまいます。危機一髪の所、鬼狩りの富岡義勇に助けられます。鬼狩りの使命として鬼を滅する富岡は禰豆子を殺そうとしますが、炭治郎の懸命の説得と、今までの鬼とは違い兄を守ろうとする禰豆子の姿を見て思い止まります。
そして鬼狩りの才能を炭治郎にみた富岡は、自らの師である鱗滝のいる狭霧山に向かうよう告げて去っていきました。
富岡の言われた通り鱗滝がいる狭霧山を目指す炭治郎と禰豆子。道中立ち寄ったお堂で鬼と遭遇します。手持ちの斧を手に立ち向かいますが、苦戦を強いられますが禰豆子の協力を得てどうにか倒すことができました。止めを刺せずに迷っているところに鱗滝左近次が現れます。
鱗滝は炭治郎の優しすぎる性格に、このさき生きてはいけないと判断します。鱗滝は炭治郎にある試練を言い渡しました。それは山の上からふもとにある家にたどり着くこと。簡単そうに見えますがそこは空気が薄く、数々の罠が仕掛けられていました。
しかし妹を人間に戻すという強い決意を持った炭治郎は罠の臭いをかぎとり、迫り来る罠を回避、見事鱗滝の元までたどり着く事が出来ました。鱗滝も炭治郎を認め、修行が開始されます。
鬼滅の刃 兄妹の絆のネタバレあらすじ:承
育手の鱗滝の元で最終選別に向けての厳しい修行が開始されました。基礎体力向上や全集中の呼吸等、鬼殺隊の剣士になるための修行が続きます。一方、禰豆子はあの日から眠ったままです。その身を案じる炭治郎でしたが懸命に修行をこなしていきます。
やがて一年の月日が経ち、もう教える事はないと炭治郎が連れてこられたのは、大きな岩の前でした。この岩が斬れたら最終選別に行く事を認めてもらえます。しかしこんな大きな岩を斬る術を炭治郎は知りません。いくら刀を振るおうが岩はびくともしません。
やりきれなくなり喚いてしまった炭治郎の前に、狐面を被った少年が現れます。錆人という名の少年と戦う炭治郎でしたが、全く歯が立ちません。錆人は鱗滝の弟子で同じくその弟子だった真菰に教えを請い、何度も錆人に挑む炭治郎。メキメキと力をつけ、半年後、錆人に挑んだ炭治郎、その一閃は錆人に届き狐面を割ることが出来ました。
やり遂げた炭治郎を見て嬉しそうな錆人、見ていた真菰が「勝ってね、あいつにも」と言い残すと、二人は消えてしまいました。狐面を斬ったはずの炭治郎の目の前には、あの岩が真っ二つに割れていたのです。
鬼滅の刃 兄妹の絆のネタバレあらすじ:転
修行を乗り越えた炭治郎、これは鱗滝にも予想していないことでした。炭治郎は眠ったままの禰豆子に「必ず帰る」と誓い、最終選別に向かいます。最終選別場所である藤襲山に炭治郎はやってきました。そこは鬼の嫌う藤の花に囲まれた場所で、鬼を生け捕りにしていると言います。そこで七日間生き残ること、それが最終選別の条件でした。
いきなり鬼に襲われる炭治郎でしたが、全集中水の呼吸肆の型打ち潮を繰り出し、見事鬼を倒します。先に進むと鼻をつく強烈な臭いを炭治郎は感じます。そしてさっきまでのとは比べ物にならないくらいの大型の鬼が現れました。
候補生が次々と炭治郎の目の前で鬼に食われていきます。水の呼吸を駆使し、炭治郎は立ち向かいますが一筋縄ではいきません。どうやらこの大型鬼は鱗滝に生け捕りにされ、強い恨みを持っていて、鱗滝が送り出す候補生達を食らっていたのです。錆人や真菰もその中の一人だったのです。
怒りに震える炭治郎でしたが、何十もの剣士を食らった大型鬼の反撃をくらい、大ピンチになります。しかし炭治郎は鬼の攻撃の臭いを察知して回避、鬼に必殺の一撃を食らわせます。
必殺の一撃を食らった大型鬼は、絶命する寸前に人だった頃の記憶を思い出します。兄だった人を噛み殺してしまった悲しい記憶…それを察知した炭治郎は鬼の手を握り、もう二度と鬼にはならないよう祈ります。
鬼滅の刃 兄妹の絆の結末
残る鬼を倒しながら進み、やがて藤の花が咲き乱れる初めの場所まで戻ってきました。炭治郎は見事七日間生き残る事が出来たのです。生き残った候補生も炭治郎を含めわずか四人となっていました。
生き残った四人には鬼殺隊の一番下の階級が与えられます。さらに隊服が新調され、連絡用のカラスが与えられました。何故かブツブツネガティブな事ばかり言う金髪の少年にはカラスではなく雀が与えられました。
最後に鬼殺隊の剣士の刀である日輪刀を作るための鋼を選び、炭治郎は鱗滝と禰豆子の待つ場所へ帰ります。着くなり、目を覚ましていた禰豆子は炭治郎に抱きつきました。鱗滝も炭治郎に労いの言葉をかけます。
持ち帰った鋼を鱗滝の顔見知りの鍛治師の鋼鐵塚に託すと、漆黒の色をした炭治郎の日輪刀が完成しました。鋼鐵塚は赤色が見たかったと納得がいかない様子です。突然連絡カラスの連絡が入ります。「北西の町に向かえ」炭治郎には初めての指令が下りました。
以上、映画「鬼滅の刃 兄妹の絆」のあらすじと結末でした。
鬼滅の刃シリーズのあらすじ一覧
1. 鬼滅の刃 兄妹の絆
2. 鬼滅の刃 浅草編
3. 鬼滅の刃 鼓屋敷編
4. 鬼滅の刃 那田蜘蛛山編
5. 鬼滅の刃 柱合会議・蝶屋敷編
6. 鬼滅の刃 無限列車編
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