映画「魔女の宅急便(実写版)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
魔女の宅急便(実写版)の紹介：2014年日本映画。魔女として生きることを決めたキキは１３歳の満月の夜、両親の元を離れ故郷を旅立った。辿り着いたある港街は自然も美しくたくさんの人で賑わっている。キキは相棒の黒猫ジジと共にこの街での生活を決めることにした。そこで出会った一人の女性おソノに住む場所を紹介してもらいキキは空飛ぶ「宅急便」を始めることにする。しかし上手くは事は運ばなかった。角野栄子原作「魔女の宅急便」を実写映画化。監督はホラー映画「呪怨」などを製作した清水崇。
監督：清水崇 出演：キキ（小芝風花） とんぼ（広田亮平） ジジ（寿美菜子） おソノ（尾野真千子） フクオ（山本浩司） すみれ（吉田羊） ナヅル（新井浩文） タカミ・カラ（ＹＵＲＩ） ラジオＤＪ（LiLiCo） イシ先生（浅野忠信） オキノ（筒井道隆） コキリ（宮沢りえ）
この解説記事には映画「魔女の宅急便(実写版)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
魔女の母親を持つキキは幼い頃から魔法が使えた。とは言っても出来ることはほうきに乗ることだけ。そんなキキは魔女として生きることを決意、１３歳の満月の夜故郷から旅立つことを決意する。それは魔女の古くからのしきたりであり、一人前の魔女になるために必要なことだった。親の元を離れ知らない街で１年暮らして初めて魔女として認められる。そしてキキは相棒ジジと共に旅だった。そして見つけた街は魔女のいない美しい島の港街だった。しかし一晩その街の動物園で過ごした所飼育員にこっぴどく叱られてしまう。寝床を貸してくれたカバの子供にお礼を言い飼育員に怒鳴られながらその場を離れた。
文句をいいながら飛んでいると目の前にパン屋が見えた。そこでキキはおソノという名のパン屋の主人と出会う。気の良いおソノはキキに寝床を与えた。そしてキキはそこである仕事を始める。「宅急便」だ。しかし最初の客にキキは怒りを覚えてしまう。とんぼという名のキキと同じ年ぐらいの男の子が最初の客だった。しかし彼は届け物をしたいのではなくキキの飛ぶ姿を見たかっただけ、キキはそれに怒り代金ももらわず帰ってしまう。とんぼとの出会いは最悪だった。その後あるクリーニング屋からの依頼をきっかけにキキの仕事は大繁盛した。しかしある時一人の女の子の依頼でキキはピンチに陥る。古くから言われてきた魔女の呪い。その女の子はその噂を利用し女友達に手紙を送ったのだ。もちろんキキに呪いなんてものはない、しかし噂が噂を呼びキキの仕事は次第に減っていった。さらにそれをきっかけにキキの魔法も消えてしまう。
空を飛んでいる時にキキは魔法を失い落ちてしまう。その時ほうきは真っ二つに折れてしまった。落ちた時同時にジジも姿を消してしまった。途方に暮れるキキだったが、遠くで誰かの声がする。向こうでとんぼが何かをしていた。彼は以前より研究していた羽付きの自転車で空を飛ぼうとしていた。そして飛び上がってすぐ彼は真っ逆さまに落ちて行った。すぐにとんぼの元へと向かったキキ。鞄から母が入れてくれた薬を取り出し彼に使った。その夜、キキはその後の事を考えた。魔法も消え、ほうきも折れ今の自分に何ができるか。魔女を辞めようか、そんなことも考えていた。おソノさんは辞めてもいいんじゃないかと言った。キキはキキだと。そんな時街に巨大な嵐が近づいていた。そしてキキにある依頼が舞い込んでくる。動物園の園長からだった。
ある動物が体調を崩したため、島から離れた所にいる獣医の元へ届けてほしいという。しかし今のキキには魔法は使えない。幸いジジは戻ってきていたがほうきもない。そこにとんぼがほうきを持って現れる。真っ二つに折れたはずのほうきは金具で固定され直っていた。キキはとんぼと共に動物園へと急いだ。体調を崩したカバはあの時の小さなカバだった。キキの魔法は何とか戻りカバととんぼを連れ嵐の中飛び上がった。そして何度かの危機を乗り越え獣医の待つ元へとたどり着いた。彼のおかげでカバも元気を取り戻した。そして再びカバととんぼと三人で空を飛ぶ頃には空は青く晴れていた。そして港にはキキ達を心配し応援する街の人達が集まっていた。それからたくさんの経験をし、街の生活にも慣れたころキキはここにきて１年が経とうとしていた。
まずこの映画を観て最初に思ったことはジジがアニメ板ジジと声がそっくりだったのでもしかして同じ方？と思いきや調べてみた結果違う方でビックリしました。ジブリの中でも黒猫のジジは好きなキャラなので嬉しいし、声優寿美菜子さんの声が似ているだけでなく喋り方も素晴らしいの一言！キキも背格好や演技力がアニメと遜色なく似合っていたし、最後キキが嵐の中ホウキから落ちそうになった時もカラの歌声に魂を起こされ奮い立たされた
シーンは私も感動しました。何気におソノさんも雰囲気が似ていて流石尾野真千子さんだなと感じました。