寄生獣 完結編の紹介:2014年日本映画。岩明均の同名漫画を映画化したSFホラー作品で、今回は2014年公開の「寄生獣」の続編にして完結編となります。謎の生命体「パラサイト」を右腕に宿す主人公が、人類の存亡をかけて最強最悪のパラサイトと対決することになります。
監督:山崎貴 出演者:染谷将太(泉新一)、阿部サダヲ(ミギー(声・モーションキャプチャー))、深津絵里(田宮良子)、橋本愛(村野里美)、浅野忠信(後藤)ほか
映画「寄生獣 完結編」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「寄生獣 完結編」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
寄生獣 完結編の予告編 動画
映画「寄生獣 完結編」解説
この解説記事には映画「寄生獣 完結編」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
寄生獣 完結編のネタバレあらすじ:起
人間の頭部を乗っ取り、他の人間を捕食しながら増殖する謎の生命体「パラサイト」。泉新一(染谷将太)はパラサイトの「ミギー」(阿部サダヲ)に寄生されますが、ミギーは頭の代わりに右腕に寄生、新一とミギーは奇妙な共生関係を持ちながら様々な事件に巻き込まれていきます。前作の事件後、新一はミギーと組み、母を失った復讐のためパラサイトと孤独な戦いをしていました。一方、警察はパラサイト絡みの事件に関わってきた新一をパラサイトではないかと疑い、人間とパラサイトを見分ける能力を持つ凶悪犯罪者の浦上(新井浩文)と新一を引き合わせますが、浦上は新一は「人間」と判断します。人間の姿で潜むパラサイトの田宮良子(深津絵里)に利用されたフリーライターの倉森(大森南朋)は新一とミギーを尾行するも感づかれてしまい、新一から田宮の正体を明かされ、気をつけろと忠告されます。
寄生獣 完結編のネタバレあらすじ:承
パラサイトたちの間では、新一とミギーを抹殺すべきだという意見が大半を占め、人類との共存を望む田宮は孤立していきます。そんな中、前作で東福山市の市長の座に就いた、生身の人間でありながらパラサイト側につく広川(北村一輝)は、新一と田宮、倉森を危険人物として排除しようと刺客を差し向けます。新一や田宮は刺客のパラサイトを撃退しますが、倉森は娘を殺されてしまいます。倉森は新一の警告を無視して、復讐のために田宮の娘を誘拐してしまいます。やがて警官隊が駆け付け、田宮は娘を新一に託すと警官隊の銃弾に倒れ、倉森も命を落とします。
寄生獣 完結編のネタバレあらすじ:転
一方、警察は特殊部隊SATを出動させ、パラサイトの巣窟となりつつあった東福山市役所を襲撃します。パラサイトたちは次々と殺されていき、最後は広川も射殺されます。広川が人間だということを知り動揺する部隊の前に、5体のパラサイトの融合体である最強のパラサイト、後藤(浅野忠信)が現れ、部隊を皆殺しにします。新一とミギーは後藤には敵わないと判断して逃げ出し、ミギーは自ら新一の右腕から分離し、囮となって新一を逃がします。右腕を失った新一は清掃工場に逃げ込み、助けに駆け付けた幼馴染の里美(橋本愛)と身体を重ねます。
寄生獣 完結編の結末
しかし、後藤は新一の元に迫っていました。新一に対して、後藤はパラサイトを創ったのは人間であり、増えすぎた人間の数を減らす必要があると説きますが、新一は応じず立ち向かいます。しかし、圧倒的な攻撃力を持つ後藤の前では、新一は攻撃をかわすのがやっとでした。その時、ミギーの細胞のかけらが右腕にあると確信した新一は、その場に落ちていた放射性廃棄物の金属棒を後藤に叩きつけ、最後はごみ焼却炉の燃え盛る炎に突き落として後藤を葬りました。しかし、放射能で傷ついた新一の細胞を修復したミギーは長い眠りにつき、新一の右腕は普通の右腕のようになっていました。平穏な日々を取り戻した新一と里美でしたが、ある日里美は浦上に誘拐されてしまい、新一はビルの屋上に呼び出されます。浦上は殺しこそが生き物の本質だ主張し、新一に意見を求めますが、浦上に反発した里美は屋上から放り出されてしまいます。浦上を倒した新一は里美を助けようとしますがあと一歩及ばず、しかしその時、ミギーが一瞬だけ蘇って里美を助けたのです。新一と里美はミギーに感謝しました。
以上、映画「寄生獣 完結編」のあらすじと結末でした。
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